1. 2021/09/20(月) 11:32:36
今回の事故で亡くなった男児は警察の調べなどによって「座面だけのブースタータイプ」を使用していたことがわかっています。
詳しい着座状況や助手席シート(スライド)の位置などは不明ですが、本来は腰骨をわたるように装着すべき「腰ベルト」がお腹に掛かっていた可能性が高いとみています。
(中略)
「欧州の研究機関(CASPER(Child Advanced Safety Project)によると、正面衝突時にジュニアシートを使用した状況でもっとも障害リスクが高い部位は頭部(20%)でも、胸・胸椎(17%)でもなく、腹部(31%)であることが示されています。
骨盤と肋骨の間のちょうど骨が無いところにベルトが食い込むと内臓破裂の可能性がありとても危険です。大人子供に関わらず、正しい位置にベルトが掛かっていないとシートベルトの意味がありません。
また、車両シートをリクライニング(背もたれを倒した)した状態で乗られる人がいますが、この姿勢で強い衝撃を受けると、シートから体が滑り落ちてフロアに潜り込んでしまう『サブマリン現象』が起こりお腹にベルトが食い込む可能性があるので、走行中はシートリクライニングを起こすことが重要です」
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2021年8月31日の朝、福岡県田川郡福智町伊方の片側2車線道路で母親が運転する軽乗用車が右折待ちの乗用車に追突、助手席でジュニアシートに座っていた5歳男児が腹部圧迫による内臓損傷により死亡しました。 事故は直線道路で母親が運転するクルマが追突した状況で、横転や高いところからの転落など激しい衝撃はありませんでした。