1. 2021/09/04(土) 11:34:08
「車を運転するとき、歩道と車道のギリギリに人がいたら怖くないですか?
車はまだ左右に避けられますが、電車は真っ直ぐにしか走れません。しかもスピードは高速道路並みか、それより速いこともある。
本人たちは大丈夫のつもりかもしれませんが、こちらからすれば、ギリギリまで線路に近寄られたら、当たるか当たらないかなんて分からないんですよ。実際に運転席にいたら、めちゃくちゃ近く感じますよ。
電車は急には止まりません。人影を認めてブレーキをかけても、止まるまでの制動距離は400mになることもある。そんな遠くから接触するかどうかが分かりますか? その人が飛び込んで来ないと断言できますか?
会社からは危ないと思ったら止めろと言われています。急に人が飛び込んできても、減速していれば、運転士がとがめられることはまずありません。でも、当たらないだろうと思って、減速せずに接触したら逮捕されてしまう。人生かけるくらいなら止めるか、少なくともスピードは緩めますよね。そもそも死者を出したくありません。
いつも通っているルートですから、人がいたら分かりますし、撮り鉄の人はカメラのレンズが反射するんで特に目立ちます。線路に〝あの人たち〟の姿が見えるたびに、いつも緊張します」
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運転士目線では、線路近くでの撮影が特に迷惑だという。 「撮り鉄の中には、列車に当たるか当たらないか、ギリギリのところまで近づいてくる人がいるんです。...