1. 2021/08/27(金) 17:37:59
出典:president.ismcdn.jp
理由1:コロナによる入浴関連行動の変化
2020年に行われた花王の調査によると、「湯船入浴率」「1週間あたりの湯船入浴日数」「湯船入浴時間」の3つがすべて増加しているという。「湯船入浴率」は2018年の約半数から大きく伸び、70%を超えた。湯船入浴実施者をベースに調査した「1週間あたりの湯船入浴日数」も、「毎日湯船に入る」と答えた人が2018年の48%から約10%増え、59%となった。また、「5分以上湯船につかる」と答えた人は80%を超えている。
理由2:「健康力を高めたい」というニーズ
花王の調査では、「入浴によって健康力を高めたい」という消費者の動向も明らかになった。2020年に入り、入浴によって「血行を促進させたい」「自律神経を整えたい」「免疫力を高めたい」と答えた人は、それぞれ前年比で5〜10%ほど上昇。日常的な入浴を通して健康増進をのぞむ人が増えていることがわかる。
コロナウイルスの影響により、予期せぬ成長を遂げた入浴剤市場。これからどのような変遷を遂げるのか、注目しておきたい。
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花王の「バブ」は2020年、1983年の発売以来で過去最高の売上を記録した。特に売れたのは4つの種類が入ったアソートタイプの商品だ。なぜ売れたのか。花王パーソナルヘルス事業部でバブ ブランドマネジャーを務める仲田実沙希さんに聞いた――。