1. 2021/08/25(水) 08:48:00
■全てをなくす覚悟で独立した
…歌手、女優、モデルと“3足のわらじ”を履いていた彼女は全てを完璧なレベルにしたいと思うあまり、理想と現実のギャップに苦しんでいた。
「たくさんの仕事をいただいて、とてもありがたい環境でした。ただ、いろんな仕事をしていくなかで、本当の私の姿ってなんだろうって。13歳から仕事をしてきて、求められることに応えるのに必死で、自分という人間がわからなくなっていたんです。全く自信のない状態で人前に出ることは恐怖でしかなくて。いずれ、ファンの方たちも離れていくだろうなと思ったんです。だから一度、自分を見つめ直したかった。もう全てをなくす覚悟で独立しました」
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■気にならなくなったネットの声
エゴサーチをしては落ち込んでいた過去と決別し、現在は泰然自若としている。独立後の穏やかな時間で、個を確立したからだ。
「以前は自分で自分を理解していないから、全ての投稿やコメントが心にグサグサと入ってきて、『私ってこういう人間だったのか』と真に受けていました。今は全然気にならない。表に出れば、良いことも悪いことも言われますからね。意見を書いてくださることはありがたい。ただ、匿名だと心に響いてこないですね」
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「今はすごく心が整っていて、準備万端という感覚です。あんまり気張らないで、仕事もプライベートもバランスよく楽しんでいきたい。完璧が全てじゃないと考えられるようになりました。別に『これができれば成功』とか『芸能の世界でまた売れなければダメだ』とか決めてないんですよ。表現の仕事に限らず、興味があることはほかにもあります。人との出会いを大切に紡ぎ、心の向くままいつでもどこでもチャレンジできる。今はそんな時代だし、そうであるべきだと思うんです。日々新しいことを吸収しながら、心がワクワクするような人生を送りたい」
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2018年3月末の事務所独立後、西内まりや(27)は海外を中心にモデル業などで活動し、今年6月配信のNetflix『全裸監督2』で4年ぶりの女優復帰を果たした。独立前後の心境の変化をまっすぐに語る途中、退所前に飛び交った報道について質問すると、彼女は覚悟を決めて話し始めた――。