1. 2021/08/23(月) 13:36:43
在京キー局に出入りする制作会社スタッフ(30代)が、テレビ局のダブルスタンダードについて憤慨しつつ打ち明ける。「テレビは盛んに自粛だ、外に出るなと言っていますが、テレビ局の中はスタッフで溢れています。出社する人数を減らす、会議はリモートで、などのかけ声がかけられていますが、実際にはリモートにならない打ち合わせや会議があって、そこはいつも密状態だし、狭い室内でゲラゲラ声を上げ、仕事の話をしながらランチを取っています」(制作会社スタッフ)
さらに、特に頻繁に出入りしているキー局では、前代未聞の事態が発生しているとも説明する。
「そんな状態だから、スタッフの感染防止に対する意識も希薄で、某番組の若いスタッフが複数人で丸一日飲み明かしたらしく、それで全員がコロナに感染。濃厚接触者が続出し、番組制作に支障が出るほどだったそうですが、表沙汰にはなっていません。別の局のあるフロアでも、防護服姿の人たちが座席の消毒作業をやっていて、また(感染者が)出たか、とため息をつきつつも、密な状態で仕事を続けている」(制作会社スタッフ)
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「打ち合わせも密、取材も密、編集作業も密。スタッフが近い距離に集まってああでもないこうでもないと寝ないで議論を重ね、やっと番組ができる、というのが当たり前とされてきました。リモートが取り入れられても、こっそり社外で落ち合って打ち合わせをしたり、夜な夜な闇営業の居酒屋に出かけて、会議をする人間が後を絶たない。そこで感染するスタッフや関係者も少なくなく、でも仕方ないか、で済まされる気がします」(在阪局社会部記者)