1. 2021/05/08(土) 08:21:43
一方で、東京五輪の中止を求める声は“現場”に向けられようとしている。実際に競技に参加するアスリートだ。
池江選手に「辞退」を求め、中止に向けて声を上げるように訴えるリプライがつけられているのだ。いずれも緊急事態宣言発令後の4月下旬から5月上旬にかけて投稿されたもので、ほかにも同じく競泳の瀬戸大也選手や、陸上競技の新谷仁美選手ら特にメディア露出の多い有名アスリートに同様の声が投げかけられている。
出典:jprime.ismcdn.jp
五輪競技を取材するスポーツジャーナリストは「アスリートを責めるのはやめてほしい」と擁護する。
「それこそ大半の選手がスポーツに人生をかけています。記録も去ることながら、結果を出すことは彼らの生活にも直結するわけで、特に東京五輪という“晴れ舞台”でメダルを狙える選手、全盛期を迎えている選手は是が非でも出場したいのが本音でしょう。アスリートにとって、五輪でのメダル獲得は人生における大きな目標であることは理解してほしい」
また引退後は“元オリンピアン”、“元メダリスト”という肩書きで、国や公共団体、また組織委員会などが主催するスポーツイベントにも呼ばれることもある。さらにタレントやキャスターへの転身を考えているのならば、スポンサーや広告代理店の意に反することはできないといった事情もある。
+78
-879
…東京五輪の強行姿勢を崩そうとしない菅義偉首相をはじめとする政府、そして都知事の小池百合子に対する国民、都民の不信感は日に日に募っています」(全国紙記者)