麻酔ミスで心臓と呼吸が停止 無痛分娩で亡くなった31歳母親の無念…産婦人科選びは「食事と部屋」でいいの?

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更新:2021/04/12(月) 16:46

1. 2021/04/07(水) 15:58:13

麻酔ミスで心臓と呼吸が停止 無痛分娩で亡くなった31歳母親の無念……産婦人科選びは「食事と部屋」でいいの?(読売新聞(ヨミドクター)) - Yahoo!ニュース news.yahoo.co.jp

先月16日、大阪地検は、医療事故を起こした産婦人科医O氏(63)に対し、嫌疑不十分で2度目の不起訴としたことを発表しました。医療事故が起こったのは2017年。当時、O医師が経営する大阪府和泉市の「Oレディスクリニック」で、第2子を出産した長村千恵さん(享年31)が、無痛分娩中に呼吸困難に陥り、10日後に死亡したのです。


麻酔をする以上、これを行うのは基本的に麻酔科医でなければなりません。麻酔科でトレーニングを受けた産科医が行ってもいいことになっていますが、推奨はされていません。しかし、千恵さんの麻酔を行ったのは、O医師だったのです。

O医師は麻酔が下手だったようで、針が硬膜の内側に入ってしまい、千恵さんは全脊髄麻酔になって呼吸と心臓が止まってしまったのです。慌てたO医師は、酸素マスクを付けましたが回復せず、緊急帝王切開で次女を出産。心肺停止となり、別の病院に搬送されました。そこで気管内挿管をして呼吸を取り戻しましたが、すでに脳幹が損傷を受けており、脳死状態となり死亡しました。

O医師は麻酔のミスに加え、適切な救命処置も行えませんでした。このような経過が明らかになったにもかかわらず、大阪地検は2度も不起訴としてしまいました。

出典:amd-pctr.c.yimg.jp

千恵さんの不幸は、麻酔処置や事後対応が可能な麻酔科医がいなかったO医師のクリニックを選んでしまったことです。麻酔科医は麻酔をかけるだけではなく、人工呼吸が必要になった時、気管内挿管の操作にも習熟しています。

最近は「食事や部屋の豪華さ」などを売りにするクリニックが増えていますが、産婦人科選びはなによりも医療体制が整っているかどうかです。

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2. 2021/04/07(水) 15:58:45

え?悲しい

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3. 2021/04/07(水) 15:59:22

不器用なら外科医をやめて

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4. 2021/04/07(水) 15:59:42

そこまで明らかになってるミスなのになんで不起訴なのか

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5. 2021/04/07(水) 16:00:00

これが無痛のリスクね

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