1. 2021/03/29(月) 22:23:12
日本の母親は家事をやりすぎ?「ポテトサラダ論争」が明らかにした古い価値観 | ESSEonline(エッセ オンライン)
esse-online.jp
家事や育児に加えて、仕事をする女性も多いなか、そのすべてをひとりで抱え込むのはあまりにも大変。そもそも家事は誰がやるもの? 日本人に根づいた“女性がやるべき”という思い込みを捨てると、暮らしも気持ちももっとラクに! 女性の家事労働を調査する藤田結子さんにお話を聞きました。
「仕事も家事も育児もと、ひとりで全部抱え込む女性の『過労』は深刻な社会問題。一般家庭の食事を調査することがありますが、大抵の家庭は『がんばりすぎ』の傾向に。平日、野菜があまりとれなかったなら、週末に穴埋めすれば十分たります。
当然、ポテサラも家族のために手づくりする必要はなく、市販品を買うことに罪悪感を抱いたり、恥じる必要もありません。私も普段から、テイクアウトやお総菜、冷凍食品は積極的に利用していますよ」
また、家事を分担するのも、本来当たり前のことだと指摘します。
「収入の高さや正規雇用かは関係なく、勤務時間の比率で分担を決めるのが正しい考え方です。また、家事を分担するときには『〇〇をやって』と妻主導で声がけをすると、負担が軽減されにくいので注意しましょう。
たとえばゴミ捨てであれば、ゴミ袋をきらさないように補充するとか、分類するとか、関連する“マネジメント”の手間ごとまかせてしまうのが正解です。
思いきって手放すことで、自分と家族どちらにも新たな幸せが見えてくるのではないかと思います」
+635
-34
出典:esse-online.jp