1. 2021/03/07(日) 21:00:50
(抜粋)
2020年5月末に第三子を妊娠していることがわかり、アメリカで新型ウイルスの感染が広がる中、出産を迎えることになった内田さん。ワクチンを接種する決断をした一番大きな理由は、「重症化のリスク」だったといいます。
内田舞医師「妊娠中にコロナにかかってしまった場合、重症化リスクが非常に高いのが怖かったというのが、一番大きな理由です。アメリカ産婦人科学会のまとめた資料によると、妊娠中に感染した場合、集中治療室での治療が必要になるリスクは約3倍、死亡率も妊娠していない人の約1.7倍とされ、重症化のリスクが非常に高い状態です。
それ以外にも、実際に私のまわりで感染した友達や患者さんなどから、発熱や呼吸困難が数週間続いたという経験を聞き、妊婦として、風邪をひくだけでもつらい状況なのに、長い発熱を経験しなければいけない、というのは私自身辛いだろうなと感じました。
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新型コロナウイルスワクチンの接種について、日本では妊婦が「努力義務」の対象から除外となるなど、妊婦への影響はまだわからない部分が多いの現状です。こうした中、妊娠34週と38週でモデルナ製のワクチンを2度接種し、先日、無事に3500グラムの赤ちゃんを出産したハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院小児うつ病センター長の内田舞医師(38)に、接種を決断した経緯や、迷いを感じている人達へのメッセージを聞きました。