1. 2021/02/06(土) 13:54:25
「一人で起き上がって座ることもできず、スマホでさえ重くて持てない。こんな重いモノを持って電話をかけていたのかと驚きました。自信があった握力もガクッと落ちていた。コロナになる前は70kgくらいの握力がありましたが、ペットボトルのキャップですら開けられないんです。指で押して錠剤をシートから出すこともできない。こんな状態から社会復帰できるのかと凄く不安になりましたね」
(略)
「原因ははっきりしないのですが、コロナから回復したあとに不整脈が出ました。毎年受けている検査では一度も指摘されたことがなかったが、ICUから出たあとの検査では、かなりの不整脈があると言われました。コロナが原因なのかとドクターに聞いても、一概には言えないとの答えだったので、やはりまだわからないことが多い病気なのでしょう。結局、電気ショックの治療を受けたことで不整脈は治りました」
(略)
「当初は1か月に一度、今も3か月に一度の検査で全身をチェックしてもらっていて、心肺機能は正常です。ただ、ボクは肩やヒザの関節に現役時代の古傷があるんですが、その古傷に痛みというか違和感が生じる時がある。あと、左右の手の中指、薬指、小指の3本にしびれるようなこわばりがあります。特に右手の症状がはっきりしている。痛くはないし、ちゃんと動くのですが、違和感が消えない。
※一部抜粋
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プロ野球の近鉄で現役時代は捕手として活躍し、引退後は近鉄、日本ハム、楽天で監督を歴任した梨田昌孝氏(67歳)。昨年3月に新型コロナウイルスに感染し、重症化して一時は集中治療室(ICU)で治療を受けた。幸いにも一命を取り留め、同5月に退院したが、その後も長く「後遺症」と思われる症状に悩まされていることを『週刊ポスト』(2月8日発売号)のインタビューで明かした。…