1.
2021/01/31(日) 14:06:16
『テルマエ・ロマエ』(2012年)は、主演の阿部寛をはじめとするキャスティングが当たったことでヒット。フランスで製作された『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』(2019年)は監督・脚本・主演のフィリップ・ラショーが筋金入りの原作ファンで成功し、『翔んで埼玉』は原作のプロットを借りた改変が当たりました。近年、実写化は「原作人気にぶら下がる」とネガティブに捉えられがちですが、人気漫画が実写になるといった流れは、昔から当たり前のことだったのです。ある意味、実写化の提案が人気のバロメーターだったともいえます。
『ドカベン』は、いわずと知れた水島新司の傑作野球漫画です。原作に忠実にしようと、主人公の山田太郎や岩鬼に公募でスカウトしたそっくりさんを起用。しかし物事には限界があります。そっくりさんが漫画そのままの動きを演技するわけですから、うまくいくわけがありません。川谷拓三演じる殿馬が「ヅラヅラ~」とスキップしているシーンだけが妙に印象的です。
漫画原作の実写化は無数に行われてているため、成功もあれば失敗もあります。「コスプレ大会」になってもいいから原作に忠実であるのか、はたまた原作を打ち破るのか、どちらかに振り切らないと面白い作品が生まれません。
何はともあれ、良質な実写化作品がコロナ禍にあえぐ状況を救うことを願っています。頑張れ、東京の映画館!
2.
2021/01/31(日) 14:06:58
黒執事とか無理だと思ってる
3.
2021/01/31(日) 14:07:05
当然だけど、当たりハズレがあるよね。
4.
2021/01/31(日) 14:07:12
あり
5.
2021/01/31(日) 14:07:15
まず飛んで埼玉は作品自体が嫌味に聞こえるから嫌い
2020年、東京の映画館はコロナ禍で大変な苦境に立たされました。10月16日に公開されたアニメ「鬼滅の刃」の劇場版がなければ、いったいどんなことになっていたのか……想像するだけでも背筋に薄ら寒いものを感じてしまいます。