1. 2021/01/28(木) 14:45:16
ホテルの総部屋数は123。そのうち111部屋を宿泊療養に充て、一般客は受け入れていない。
療養者が少なかった頃はホテル退出後に2週間待って全フロアを消毒し、スタッフが部屋を清掃するという手順だった。現在は、その倍の療養者を受け入れなければならない状況で、退室翌日に消毒と清掃を行っている。
収容数がピークを迎えたのは1月中旬。80部屋ほどが埋まった時には「圧迫感」があった。「空室があるなら、もっと受け入れろ!」。そんな苦情も来た。「普段の営業とは違い、宿泊療養は特別なこと」と福田治久専務(47)は言う。
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宇都宮市中心部にある「ホテル丸治」(福田治雄社長)。2020年5月、新型コロナウイルスに感染した軽症や無症状の人が療養する栃木県内初の受け入れ先になった。療養者は今どのように暮らし、従業員はどう対応しているのか。