1. 2021/01/02(土) 11:08:10
女児を抱いた若い女性に声をかけた。34歳の大学院生で女児は3歳。「こういう所にくるのは初めて。医薬品と子ども服をいただけないかと思って」。コロナ感染拡大でアルバイトができなくなり収入が減った。奨学金の返済がコロナで一時的に猶予されたのがせめてもの救いだという。
弁当を配る列には、路上生活者の中年男性に交じり、赤ちゃんを抱いた女性や家族連れの姿があった。リーマン・ショック後、2008年から09年にかけて「年越し派遣村」が開かれたが、その際はほとんどが男性だったのに……。
(↑抜粋)
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新型コロナウイルスの感染が拡大してから初めての正月がきた。1日、東京都千代田区にある聖イグナチオ教会で、「年越し大人食堂2021」が開かれ、生活に困窮した人のための弁当配布や生活相談などが実施された。並んだ列の中には若い女性、家族連れ、外国人の姿があった。主催団体は「自助、共助は限界に来ており、今こそ公助の出番。政府は生活に困窮する人が路上にあふれることを阻止してほしい」と訴える。