1. 2020/11/21(土) 13:04:24
出典:gendai.ismedia.jp
タモリ倶楽部について…
「タモリさんには『しばらく深夜で遊んでいてくれ』と頼みました。本当に彼が好きに遊ぶ番組になったので、とても喜んでくれた」
その5年後、皇氏が『Mステ』の2代目司会者への就任を打診すると、タモリから意外な言葉が返ってきた。「『タモリ倶楽部』があるし、私じゃなくてもいいんじゃないですか」
制作費が安く、視聴率を取りにくい深夜番組を優先し、花形であるゴールデンタイムの番組への出演を渋るタレントはまずいない。本当に欲が見られない。
かつてタモリは「やる気のあるものは去れ」と口にしていたが、これも欲のなさを表している。望まれたらやるが、そうでなかったら、やらない。良い意味で流されて生きることを信条としているのではないだろうか。
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「素顔のタモリさんは普通の人。面白い話をするわけではないので、知らない人が彼と会話をしたら、おそらく間が持ちません。それが、サングラスをかけ、髪をセットすると、『エンターテイナーのタモリ』に変わる。こんなタレントはほかにいませんよ」そう語るのは元テレビ朝日取締役制作局長・皇達也氏(79)である。1986年に始まった『ミュージックステーション』の初代総責任者で、87年にタモリを2代目司会に起用した。