1. 2020/08/05(水) 21:49:50
この方法では警察のシートベルト取り締まりから逃れることも可能で、非着用の警告音が鳴ることもありません。そして拘束力がほぼゼロとなるので、体も自由に動かせますし、窮屈さとは無縁です。
しかし、いつもこの方法で大型トラックに乗っていたドライバーの男性が、2019年8月に事故を起こし、中央分離帯に乗り上げた衝撃でトラックが横転。男性は車外に放り出され亡くなってしまいました。
男性の娘さん(以下Mさん)は大変な悲しみのなか、このような悲しい思いをする人がひとりでも減ることを願って、SNSで注意喚起をおこないました。
「クルマに乗っている人は是非見てほしい。パパは昔からこの状態で上のシートベルトだけを前にかけて運転するのが癖でした。今回の事故の時もきっとこの状態だったと家族一同思っています。
ちゃんとシートベルトをしていたら救われていたかもしれない命。そう思うと悔やんでも悔やみきれません」
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交通事故の際に、私たちの体を守る装置としてクルマに装備されているのがシートベルトです。着用していなかったことで死亡事故に発展したケースがいまなお存在するといわれますが、一方で自己流の誤った装着法をしていたことで、効果が発揮されず死亡事故に発展したケースもあるといいます。いったい、どんな状態が不適切なのでしょうか。