1. 2020/07/29(水) 20:14:22
(抜粋)
感染症の対策は、細菌、ウイルスの特性によっては、長期間にわたって行なわなくてはなりません。対策は万全であるに越したことはありませんが、それによって実践するほうが疲弊してしまっては、本末転倒です。やることが多すぎると、最も重要な手洗い、ソーシャル・ディスタンスといった基本が、おろそかになる恐れもあります。
出典:news-pctr.c.yimg.jp
・スーパーが混み合っているときは、1人で入店する。
・滞在時間を短くするために、買うものをあらかじめ決めておく。
・マスクをして入店する。
・入店時に、手をアルコール消毒する(店内に細菌、ウイルスを持ち込まないため)。
・無闇に商品に触れない。「一度手にとったら棚に戻さない」くらいのつもりで、手にとって品定めするのは最低限に抑える。
・店内では、手で顔に触れないように気をつける(店内で利用するカゴやカート、商品には、他者の飛沫が付着している可能性があるため)。
・共用のトングでとるものは避け、パックされたものを選ぶ。
・レジの列に並ぶときは、前の人から約2メートルの距離をとる。
・会計はキャッシュレス決済にする(不特定多数が触れた現金に触れないため)。
・セルフレジが設置されている場合は、利用する(店員との接触を減らすため)。
・店を出るときにも、手をアルコール消毒する(店内でいろいろなものに触れた手をリセットするため)。
・重症化リスクの高い人と同居しているなど、もし気になる場合は、買ってきたものを一つひとつ洗浄(もしくは消毒)したり、パッケージから自宅の保存容器に移したりする。
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「第2波」の到来が取り沙汰されている、新型コロナウイルス。不要不急の外出は控えていても、食料品、日用品を購入するために、スーパーやコンビニへ行くことは、生活するうえで避けられないだろう。ではそのとき、私たちはどんなことに注意すればよいのか? 著書『感染症専門医が普段やっている感染症自衛マニュアル』を刊行した佐藤昭裕医師に、注意点を教えてもらった。