1. 2019/10/24(木) 12:20:07
そこで、なぜヨーロッパでは車内のイライラが軽減されているのか、理由を検証してみました。
■原因1:座席が一人分ずつ独立している
出典:imgcp.aacdn.jp
・一方の日本では、壁に沿って設えられた長椅子式の座席配置(ロングシート)を多く採用。これだと立てるスペースが増え、乗客の収容力は上がる反面、座席にはデッドスペースができがちですし、足を異様に広げたり、酔っ払いが寝転がってみたりと、乗客の苛立ち沸騰に貢献していそうです。
■原因2:座りたいと意思表示できるメンタリティ
■原因3:通勤条件の違い
・日本では、都会の人口密度が異常に高いうえ、ヨーロッパのようなフレックスタイム制のワーキングスタイルがさほど普及していないことも、ラッシュ時の混雑を加速させ、イライラを更に高める一因
■原因4:弱きを助けるキリスト教精神
■原因5:騒々しさを敬遠するカルチャー
・オーストリアやスイスで初めて長距離列車を利用した際に非常に驚かされたのが、列車が無言で発車すること。サイレンや発車メロディはもとより、「発車します」の一言すらないため、気を抜いていると余裕で乗り遅れます。静けさからくる心の平穏をこよなく愛するカルチャーがそうさせているのでしょう。
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混雑した電車内って、どうしてもイライラしがちですよね。でもその原因は何でしょう? 日本民営鉄道協会がまとめた2018年度の「駅と電車内の迷惑行為ランキング」では、「荷物の持ち方・置き方」、「騒々しい会話・はしゃぎまわり」、「座席の座り方」がトップ3。中...(略)ところがヨーロッパに移り住んでからは、このフラストレーションが激減。