1. 2019/10/16(水) 23:05:53
看護助手をしていたAさん。男性として生まれましたが、20代で性別適合手術を受け、戸籍上の性別も女性に変更しました。6年前から大阪府吹田市の病院で働き始めましたが、2週間後に上司から男性だったことを明かすよう要求されました。Aさんは拒みましたが上司は公表。職場で嫌がらせが始まったといいます。
「(同僚女性から)『胸とか豊胸手術しているの?』とか『触らせて』とか『下半身見せて』とか。更衣室で着替えてたら『男と一緒に着替えるの嫌やわ』とか。」(看護助手をしていたAさん)
去年7月、Aさんは男性と結婚しましたが…
「『そんな物好きおんねんな』『気持ち悪いのがおるねんな』って。自分が好きな人をバカにされて、すごくショックを受けて。」
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性同一性障害で性別を変えた女性が、元は男性だったことを職場の上司に同意なく明かされ、精神的苦痛を受けたとして元勤務先の病院側を訴えた裁判が10月15日に始まりました。原告の女性は「差別のない世の中にしたい」と訴えています。