1. 2018/11/28(水) 22:52:46
フジが7年連続3冠王の座を明け渡した2011年。東日本大震災が発生し、人々は絆を重視し始めた。「楽しくなければテレビじゃない」の娯楽第一主義の終わりを予見させた出来事だった。そして家族一緒に見るバラエティを得意とした日テレが、視聴率を安定的にとり、独走態勢が出来上がった。
しかし同局のピークは15年頃で、その後は徐々に視聴率を下げ始めた。最も顕著なのは全日帯。2位のテレ朝との差が次第になくなってきたのである。
(略)
テレビ番組の醍醐味はハプニングだ。予定調和が崩れた瞬間に、出演者の感情や人間性が垣間見られ、単なる理屈でない面白さがある。ところがハプニングにはコンプライアンス上のリスクが伴う。舌禍事件や炎上騒動の危険もある。しかし、これを恐れすぎると番組がつまらなくなる。
この2~3年、同時多発的に同局の番組が数字を下げ始めているのは、多くのプロデューサーが守りの姿勢になり始めていたからなのではないだろうか。
出典:www.dailyshincho.jp
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「イッテQ」のヤラセ報道に月間3冠王からの陥落……度重なる日本テレビの不調は偶然ではない。危機は番組だけにとどまらず、日テレ全体に及んでいるというのは、メディアアナリストのメディア遊民氏だ。しかも、いまの日テレは、フジテレビが3冠王から陥落したときと酷似しているというのだ。解説してもらおう。