1. 2018/07/31(火) 17:00:49
Q.性教育のカードゲームを考案した理由は。
のじまさん「子どもたちが分かりやすく学べるようにするためです。親は、ひとっ飛びで『セックス』の話に持っていきがちです。段階を追うにはどうすればよいかを考えて、子どもたちが好きな動物に着目しました。動物も人間も交尾や性交をして命をバトンでつないできたのだから、まずはここを遊びながら楽しく伝えようと思い、ゲームを考案しました」
出典:otonanswer.jp
のじまさん「カードがそろうと『受精!』と叫ぶルールです。『受精』という言葉が口にできるようになると『じゃあ、受精ってなぁに』『交尾ってなぁに』という話ができるようになります。口にすること、言い慣れることで、まずは『性の話は恥ずかしい』という意識を取り除いてあげることが大事です。
カードゲームを通じて子どもたちは、生き物には『命の始まりの行為』があり、それは決して恥ずかしいことではないと知ります。親にもゲームを体験してもらい、『交尾』『受精』『性交』という言葉を難なく言えるようになってもらいます。そうすると、セックスまでの話ができ、セックスの話ができて初めて、『愛し愛されてあなたが生まれたんだよ』という話や性感染症の話、性犯罪から身を守る話など、親が言いたいことを話せるようになると思うのです」
出典:otonanswer.jp
+66
-3244
日本では、幼い子どもたちへの性教育がタブー視される一方、「性」に関する正しい知識を持たない子どもが性犯罪の被害に遭う事件が後を絶ちません。こうした現状を変えようと、幼児期からカードゲームなどを使用し、性の知識を教える取り組みが東京都内で始まりました。どのような取り組みなのか、現場を訪ねました。