1. 2018/06/25(月) 17:00:08
福岡市で創業した会社が成功。経営は次男に譲り、「これからは夫婦2人の生活費と病院代だけで十分」と言う。かつて進学を目指した九大への寄付を、妻稔恵さん(74)も快諾した。日本における寄付文化の醸成に貢献したい、との思いもある。
寄付の使い道について九大は奨学金制度「中本博雄賞」を創設し、来年度から20年間、学生たちの留学費や給付型奨学金に充てる。
「執念を持って勉学に励む若い人に渡した方がお金は生きる。私は財産ゼロで終えます」
出典:pbs.twimg.com
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若い頃から一心に学び、働いた。ただ一つ、得られなかったもの。大学の学びを、学生たちに悔いなく送ってもらおうと今春、九州大に5億1600万円を寄付した。「お金は残すよりも、世間に役立たせたい」と話す。清貧を重んじ、こつこつとためた。