1. 2018/06/16(土) 09:53:58
倉本氏にここまで言わせた、2人の因縁の出会いは、いったいどんなものだったのか――。放送批評懇談会理事でテレビコラムニストの桧山珠美氏は言う。
「2人の初仕事は、フジの『立体ドラマ5時間 1987年の大晦日』という番組です。倉本さんは『昭和大つごもり―第九―』というミニドラマを書き下ろし、その主演がたけしさんでした。共演の田中邦衛さんも演出の杉田正道さんもチーム『北の国から』で、たけしさんだけがアウェーの状態。下手な演技がたけしさんの持ち味で良さなんですが、倉本さんにはそれが許せなかったのでしょうか」
(略)
「たけしさんが芸人として大成できたのは瞬発力とアドリブの爆発力。このドラマでも台本より自分の得意な能力を発揮してしまった。倉本先生は、自分が書いたセリフを勝手に直されると激怒することで有名なんですね。特に語尾を変えられるのを嫌っていて。下手するとキャラクターが変わってしまうことがあるからだと。倉本先生にすれば“いいように使われてしまった”と感じたんでしょう」
出典:image.news.livedoor.com
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《僕はたけしというのは全く認めないんですよね》《以前1本だけ15分くらいのミニドラマをやってるんですけど、それだけですね。僕はあの人を全然認めない。(略)役者としても人間としてもですね》 “世界のキタノ”ことビートたけし(71)を6日6日付『日刊ゲンダイ』の連載『ドラマへの遺言でこうぶった斬ったのは、『北の国から』でお馴染みの大御所脚本家・倉本聰氏(83)だ。