1. 2018/05/04(金) 16:16:16
請求書には、23.70フランの引き落としがなされるはずの金額が7,686フラン(約842,000円)となっており、ドリンクとケーキ代に加えて7662.30フラン(約839,400円)もの高額なチップを支払ったことになっていた。
なぜこのようなことが起こったのか。端末機のスクリーンには、客側が支払金額を入力する仕組みになっていた。チップを店側に渡す意思があるのであれば、チップ代とあわせて会計を入力しなければならなかったところを、オレスヤさんは自分の暗証番号「7686」を入力してしまったのだ。
暗証番号を入力して、再び「暗証番号を入力してください」というようなメッセージがスクリーンに出たことから、一回目の入力がうまく作動しなかったと理解したオレスヤさんは、2度目に「7686」を再入力し決済を完了させたのである。カード会社から送られてきた請求書で、初めて1度目の暗証番号の入力がミスであったことを知ったそうだ。
このニュースを知った人からは「いい授業料になったのでは。今度から2回暗証番号を入力したらダメだということ。おかしいなと思ったら一度端末機からカードを抜いてやり直した方がいい」「それにしても飲み物とケーキ代でそんなにするの? 完全にぼったくりだね」「返金してもらえるのかな。頑張って」「こういうことがあるから気を付けないといけないんだよね」といった声があがっている。
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このほどフランスからスイスを訪れた1人の女性が、旅先の店でとんでもない金額のチップを払ってしまうミスをしてしまった。『20 Minuten』『Blick』『The Local Switzerland』などが伝えている。ロシア国籍でフランス東部ミュルーズに住むオレスヤ・シエムヤコヴァさん(37歳)は2月中旬、息子と一緒にスイス・チューリッヒ郊外のディエティコンを訪れ、ケバブカフェ「New Point」でドリンクとチョコレートケーキを注文した。