1. 2017/09/27(水) 17:03:07
なぜ、自分でそしゃくして食品から栄養を摂取できる大人に向けて、粉ミルクを売るのか。
出典:trendy.nikkeibp.co.jp
「以前からシニアの方が『健康のために育児用ミルクを飲んでいる』という声が寄せられていたが、それが近年増えてきていると感じるようになった。
『10年間、コーヒーに入れて飲んでいる』『実際に飲んで健康に良い効果があった』という声とともに『飲んでも問題ないのか』『大人用の粉ミルクはないのか』という声も多かった」
これに対して救心製薬は「牛乳が苦手だがカルシウム補給のために無理をして飲んでいる人、牛乳を飲むとおなかがゴロゴロしてしまう人のために、赤ちゃんの栄養源である粉ミルクを大人に転用したらいいのでは」という発想から開発を始めたという。
出典:trendy.nikkeibp.co.jp
●粉ミルクの栄養バランスをベースに、大人が必要な栄養を追加(森永乳業)
60代女性の国民栄養健康調査をみると、ビタミン、ミネラルが不足しがちとなっている。「理想の栄養バランスの食事を取るのはそう難しくないが、それを毎日続けるのが難しい。そこで、栄養バランスを整えるために、粉ミルクを利用していただきたい」
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「粉ミルク」といえば誰もがイメージするのは、あの丸い缶に入った乳児用の粉ミルクだろう。ところが雪印メグミルクグループの雪印ビーンスタークが2017年9月に発売したのは、“大人のための粉ミルク”とうたう「プラチナミルク」シリーズ。実は約1年前の2016年10月3日には、森永乳業が大人のための粉ミルク「ミルク生活」を通信販売限定で発売。さらにその1年半前となる2014年4月には、救心製薬がその名もズバリ「大人の粉ミルク」を発売している。 しかし粉ミルクは本来、普通の食品から栄養を取ることができない、乳幼児のための“母乳の代わりに飲むもの”なのではないか。