1. 2017/09/17(日) 13:52:17
『日経エンタテインメント』元編集長の品田英雄氏は、この流れの背景には音楽業界とテレビ業界の変化があると話す。
「CD売り上げのピークは20年前の'97年です。音楽業界の人気がなくなったことに比例して、テレビからも音楽番組がどんどん減ってきています。そのかわり、トークバラエティーや報道番組が増えています。
ジャニーズに限らず、状況の変化に対応しなければなりません。ジャニーズも昔はアイドルの事務所でしたが、所属タレントの年齢がどんどん上がっています。若い人が減っていますから、アイドルのマーケット自体も縮小傾向にあるんですよ。司会やニュース番組に進出していったのは当然の成り行きですね」
~中略~
ジャニーズのキャスターが増加するのは、テレビ局側の意向でもある。
「いわゆる忖度ですね。テレビ局はドラマやバラエティー番組でジャニーズとの付き合いがありますから、良好な関係を保ちたいわけです。だから、ジャニーズタレントがキャスターになると、多少数字が悪くてもそう簡単に降板させられることはありません」(佐々木氏)
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「10月から日曜日の朝の情報番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)がスタートします。メインキャスターを少年隊の東山紀之さんが務めることで話題になっていますね」(テレビ局関係者) 東山にとって、キャスターはこれが初挑戦。彼に限らず、近年ジャニーズタレントがこの方面に進出するケースが目立つ。『FNS27時間テレビ2017』(フジテレビ系)では、関ジャニ8の村上信五がビートたけしとともに見事な司会を披露していた。