1. 2017/07/20(木) 12:11:31
▼派遣型風俗店で働く友里子さん(22)は、都内の高校と短大を卒業後、保育士として千葉県内の市立保育園に勤務している。
・「体が持たず、今は週に2度ほど夜の勤務をしています。本業の方は人手が足りず、残業をしない日はありません。保育士の仕事は楽しいんですが、あまりの給料が低さに不安から解放されることがありません。働けば働くほど給料がもらえる、そんなシステムにはならないんでしょうか」
▼都内のデイケア施設に勤める美冬さん(37)
・「朝8時から夕方5時までの勤務で、月収は手取り13万円ほど。ただ、離職者が相次ぎ休日出勤が増え、週6日勤務が当たり前になりました。それでも給与は増えるどころか、なぜか減りました」
・デイケア施設に勤務する6日間のうち3日間は、終業後の夜8時から深夜12時まで、派遣型エステ店で働く。本業が休みの日曜日には、午前中から夜まで勤務することもある。夜の仕事で16万円ほどになるから、本業と合わせて月収は30万円弱になる。
出典:parts.news-postseven.com
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保育と介護は、現代の日本でもっとも求められているサービスであり、働く人も求められている。しかし、その労働の現場は過酷だ。仕事が厳しいというだけではない。仕事そのものは好きだという人が少なくないこれらの業種で働く人のうち、決して少なくない保育士や介護士たちが、もう一つの仕事として夜の世界でも働いている。ライターの森鷹久氏が、彼女たちの切羽詰まった仕事事情について追った。