1. 2017/06/01(木) 20:48:26
お粗末すぎてストレスしか感じない…『母になる』、ストーリーが完全破綻の失敗作 | ビジネスジャーナル
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沢尻エリカが主演を務める連続テレビドラマ『母になる』(日本テレビ系)が5月31日に放送され、平均視聴率9.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)となった。視聴率が上がったり下がったりを繰り返す安定しない同ドラマだが、前回から1.3ポイントアップとなった。しかし、個人的にはなぜ上がったのか理解に苦しむ。前回、門倉を悪者にしたことで結衣派の視聴者が戻ってきたのか。そうであったとしても、脚本の破綻を盛大に露呈させた今回で、再び視聴者が離れるような気がしてならない。
■演じる役者が気の毒
先週点滅した黄色信号が完全に赤信号になった第8話だった。見ていてストレスしか感じなかった。登場人物のキャラクターは崩壊するわ、ストーリーは破綻するわで、何を伝えたいドラマなのか、さっぱりわからなくなった。メインの登場人物の魅力を、脚本がぶち壊していくドラマを初めて見た気がする。
■展開に違和感
物語を転がすため、視聴者の気を引くために、次から次へとあり得ない偶然が重なることにも完全に興ざめしてしまった。しかも色々とお粗末過ぎて、筋が通っていない。ネグレクトを隠したい上牧が車に大量のゴミを放置するか? と思うし、実子が命を落としても変わらない母親が、他人の言葉で一瞬にして真人間になるのも都合が良すぎる。極めつけは、門倉が偶然2人を目撃して上牧を尾行するところ。この展開は誰が見てもおかしい。
上牧の存在意義って何だったのだろう? 広をそっちのけて描く必要性があったのか?大事なものを描かず、いらないものを描いている印象だ。広と結衣の雪解けも中途半端だし、広の門倉への想いも、いつ、どこで、どうなったのかわからない。誘拐されたときは結衣を忘れ、今は門倉のことを忘れている広も何か変だ。
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出典:picapickup.click