1. 2017/03/28(火) 20:35:44
これまでの村上作品と違うのは、熱狂的信者であるはずの“ハルキスト”をはじめ、一般読者からの反響がほとんどないことだ。第1部「顕れるイデア編」、第2部「遷ろうメタファー編」を合わせて130万部も発行されているにもかかわらず、これほど反響が少ないのは異常事態。もはや世間から「完全スルー」されているようにも見える。
しかも、それは『騎士団長殺し』が「おもしろくない」からではない。村上春樹の新作長編小説がまるで盛り上がらない理由について、専門家は「村上春樹ブームそのものが終わったため」と指摘する。
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村上春樹の新作長編小説『騎士団長殺し』(新潮社)がさっぱり話題に上らない。発売当初こそマスコミに大々的に取り上げられたものの、次第に『騎士団長殺し』はおろか「村上春樹」の名を目にすることもほとんどなくなった。