1. 2017/02/11(土) 15:18:59
女子アナがレギュラーをゲットする方法。それは堅実に実力をつけ、ゆくゆくは局上層部の目にとまり――残念ながらこんなルートは、いまや完全に廃れてしまっているという。「結局はタレントさんと同じで、プロデューサー以上の役職から“オキニ指名”を受けるしかない。しかも、芸能人なら事務所がバックアップしてくれるでしょうが、私たちはみな正社員ながら、個人事業主のようなものです。積極的に飲み会を開いて、おべっかを使うのはまだまともな方で、私の知り合いには、枕営業で何度もレギュラー枠を勝ち取った某キー局のツワモノまでいます」
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熱愛に結婚、独立など、もはや芸能人と同様、私生活までも注目される女性アナウンサー。女子アナのタレント化は、今世紀に入った頃から顕著になった。アイドルばりのルックスや振る舞いが、帰宅後のサラリーマンの癒やしとして視聴率に貢献してきた。しかし、華やかに見える陰で、彼女たちも生き残りを賭けてもがき続けているという。 「私たちは出演番組がなくなると、必然的に仕事の大半を失います。各局のHPを見てもらえればわかりますが、まったく番組に出ていない人が、ごまんといる。彼女たちはみな、出社してから電話番と新聞スクラップ、その他雑用だけをこなして、さっさと退社します。こんなみじめな話はありませんよ」