1977年に出版『青い壺』累計88万部超え 有吉佐和子が描く“エンタメ”と“小説リバイバルの可能性”

[1. 匿名]

「雅子に何か言われたのかい」
「ええ、お父さんに頼んでほしいって」
「何を」
「あの子たち貯金が三百万越えてるんですって」
「本当かい。しっかりしてるな、義夫君も」
「それでね、大西家の遺産と合わせて家を建てたいって言うんです」
「足りない分を出せというんだな、なるほど」
「そんな言い方ならまだ我慢が出来ますよ。死ぬ前に受取りたいって言うんですからね」

『青い壺』第四話より

出典：news.ntv.co.jp

1977年に出版『青い壺』累計88万部超え　有吉佐和子が描く“エンタメ”と“小説リバイバルの可能性”（2025年8月28日掲載）｜日テレNEWS NNN

舞台は高度経済成長期の日本。ある陶芸家が作った“青い壺”が行く先々で引き起こす人間ドラマを描いた物語。長年勤めた会社の上司へお礼代わりに壺を購入する夫婦から始まり、治療費の代償に送られたり、酒場にうっかり置き忘れられたり。売られ、譲られ、時には盗まれ。様々な場所を移りゆく壺を通して市井の人々を描きます。

――今、世間で読まれる理由は何だと思いますか

（昔と今で）感情の動きは全部変わらないと思うんですよね。友達に対する嫉妬とか、新しい時代に対する不安とか、プライドの高い夫への諦めとか。昔書こうが今書こうがやっぱり作家の力量がすごいということでしかないので、今の小説を読む以上にぴったりくるレベルの高さだと思います。求めている読書の楽しさが全部ある。

[2. 匿名]

なんだよ、いきなり。

[3. 匿名]

何か面白そうで読みたくなった

[4. 匿名]

読んだ事ある方いる？
面白い？

[5. 匿名]

これは…なんのために読むものなの？w

[6. 匿名]

阿川佐和子かと思ったら知らない人だった

[7. 匿名]

ドラマ化決定

[8. 匿名]

最近昔の本流行ってるよね
幸せな家族とかくますけと一緒にとか

[9. 匿名]

>>5
読書好きな人、この作家さんが好きな人。

[10. 匿名]

百年の孤独とどっちが面白いかな、気になってる

[11. 匿名]

中瀬ゆかりさんが紹介していて読みたいなって思った

[12. 匿名]

>>4
有吉佐和子高校時代にハマって全部読んだよ
特に印象残らなかったな
NHKの番組も見たけど、なんでこんな今人気出てるのかわからない
とはいえ最近2回目読んじゃったよ
昔の本だなーと思いつつ、家族の悩みって数十年経ってもあまり変わらないもんだなとも感じた

[13. 匿名]

ガラスの仮面のやつかと思ったw

[14. 匿名]

>>1
聞いたことがあるなと思ったら本棚にあるわ。最後に読んだのいつだっけ？だから忘れてた

[15. 匿名]

>>10
百年の孤独！
ただ読むのに半年かかるよ
青い壺なら普通の人1週間くらいで読めるんじゃない？

[16. 匿名]

>>4
本好きの友達におすすめしてもらって読んだよ。すごく面白かった

[17. 匿名]

「恍惚の人」が有名だよね。恍惚って認知症を表す言葉だけど、流石言葉選びが凄い作家だと思った。

[18. 匿名]

>>10
百年の孤独は私には難しすぎた
青い壺は読みやすい

[19. 匿名]

>>6
阿川佐和子のお父様が一時期有吉佐和子と親しくしてたらしく、よく由来なんですかと言われるらしい
でも違うそう
有吉佐和子自体は性格が難あったみたいで、結構交友関係で揉めてた人たちいたみたい

[20. 匿名]

>>2
青い壺を買えば幸せになれますってことかな

[21. 匿名]

橋田壽賀子ドラマみたいだ

[22. 匿名]

>>14
この作品を読んでた頃は阿刀田高ものも読んでた。人間の心理模様の描き方が上手いという印象。読みたくなるじゃないか

[23. 匿名]

有吉佐和子は何読んでも面白いよ
青い壺も良いけど他のも読んでね！

[24. 匿名]

有吉佐和子なら
【華岡青洲の妻】の方が面白い。

というか、華岡青洲の母親がぶっ飛んでてヤバい。

[25. 匿名]

>>4
有吉佐和子が大好きで読んだ。娘さんの名前こっから因んだなのかなって、どっちが先に世に出たのかはわからないけど。

[26. 匿名]

>>12
横からですが普遍的なのですね。教えていただきありがとうございます。

[27. 匿名]

有吉さんなら「悪女について」がけっこう有名じゃない？
沢尻エリカでドラマ化された、と言ってももう10年は前だけど。

[28. 匿名]

有吉佐和子は大学の時、これぞエンターテイメントだって教授に勧められてほぼ全部読んだ。
非色が一番好き。アメリカの人種差別についてよく分かるし、主人公のパワフルさが最高。この時代の日本人女性の逞しさに頭が下がる。
青い壺は読みやすい。

[29. 匿名]

>>4
私は有吉佐和子が好きなので有吉作品全部読んでるけど、
これは「壺」が主人公だからか、ちょっと切ない感じの話だ。
いわゆるオムニバス形式な感じで話が進んでゆくから、読みやすいと思う

[30. 匿名]

>>22
阿刀田高のギリシア神話の本好きだったな

[31. 匿名]

>>4
単独で評価するなら面白い。
でも、有吉佐和子さんの作品としては、『芝桜』『非色』『悪女について』『香華』『不信のとき』などのほうが名作だし面白い。

ただ連作短編で読みやすいから、有吉作品の入門編として読むにはいいと思うよ。

[32. 匿名]

>>12
なんで印象に残らないのにハマったのか……

[33. 匿名]

>>5
なんてバカなコメント

[34. 匿名]

>>29
オムニバス系なら悪女についてもいいよね

[35. 匿名]

>>32
ヨコ
他の作品に埋もれて、この本が印象に残らないってことでは？
非色とか、恍惚の人とか、華岡青洲の妻、名作がいっぱいあるから。私は「悪女について」が好きだったな。

[36. 匿名]

>>20
幸せの青い壺は家にあったんだよ

[37. 匿名]

>>4
私はあんまりだったな
淡々と読んだ

[38. 匿名]

>>1
確かＮＨＫの番組で紹介したのがきっかけ
同じように紹介された有吉佐和子の「華岡青洲の妻」は人気出なかったな

[39. 匿名]

>>24
作中でこれでもか美貌を絶賛されるんよね

[40. 匿名]

>>4
1話目はまだハマらなかったけど3話目くらいでどんどん続きが読みたくなった。
一番刺さらない始まり方だと思った病院の清掃員の話が妙に印象に残ってよく思い出す。
同窓会的な旅行の話も何かかわいい。

[41. 匿名]

>>24
華岡青洲こそぶっ飛んでない？
当時の麻酔実験なんて今で言ったら宇宙に行くようなすごい挑戦だからぶっ飛んでないとできない。

[42. 匿名]

>>5
なんで登山するのか
なんで編み物するのか
なんで他人が野球してる様子をテレビで見るのか
それと同じ

[43. 匿名]

タイムリーに気になっている本がトピ画になっていてビックリ！
一昨日Amazonで別の短編集を探しているときにたまたま見かけた

[44. 匿名]

>>13
私も。あの話はワクワクした。あの頃のガラかめは面白かったなー

[45. 匿名]

>>24
そうそう。これ面白い！
嫁と姑の意地の張り合いが
凄いよね

[46. 匿名]

有吉佐和子さんと言えば
笑っていいとものテレフォンで
帰らなくて番組１回潰したイメージしかない

[47. 匿名]

昨年Eテレの100分de名著で取りあげられた後は、売れてたみたいだけど。
メルカリで高額転売されてた。

なんでまた今頃？
一時期ブームになった蟹工船のようなもの？

[48. 匿名]

>>4
本好きの母親が読んで「全然おもしろくなかった！」と。

[49. 匿名]

>>27
私この小説が一番好きで定期的に読み返したくなる。何回読んでも余韻が凄い。ドラマは全くの別物だと思ってる

[50. 匿名]

>>1
有吉佐和子といえば
やっぱり「悪女について」が面白かった。

沢尻エリカ主演でドラマもあったよね。

亡くなったヒロインの事を関わった周りの人達がいろいろと証言する……という形式で進む話。

公子の虚言癖ぷりがなかなか面白い。

特に姑たちとの同居を回避する為に(当時は同居は夫が望めば当然するものだった。嫁に人権なしの時代)

公子は「あなたのご両親と住むなんて楽しみ〜私、家族には恵まれなかったから…皆で楽しく暮らしましょうね」
と言いつつ……

夜の生活で大声で喘ぎ声を出しまくり！

夫が慌てて、声出すな！と言っても、声なんて出してないわ〜と無意識を装う。夫はこれじゃ、同居は無理！と判断、夫が同居を絶対むりだからと断る。

真似しよーかと思ったぐらい策士！

[51. 匿名]

>>4
歴史もの・芸道もののほうが好き。
「助左衛門四代記」が復刊してほしい。

[52. 匿名]

>>4
ネットや本屋で推されてたり、林真理子のYouTubeでもこんな本が書きたくて作家になったと言ってたので
期待を持って今年買ったけど、まだ読み終えてない‥私はハマらなかっただけだけど。

[53. 匿名]

>>49
あれってみんな嘘ついてるよね
間違い探しみたいで面白いわ
真実はどこにあるのか

[54. 匿名]

>>39
米ぬかで体を洗って必ず一度きりで捨てるってのが印象的だったわ

[55. 匿名]

>>47
それ以来ずーっと本屋で売れ続けてるよ
ちょっとした本屋さんでも平積みにされてる

[56. 匿名]

女装家の肉の小路ニクヨさんが勧めてたので買って読んだ
わたしは有吉佐和子ならこの本より『非色』の本が好き

[57. 匿名]

>>53
読むたび色んなラストがあって楽しいし、最後の次男ちゃんの言葉が真実な気もする。