【2次元】鬼滅の刃で彼氏にしたいキャラPart19【妄想】

9501. 匿名 2024/12/22(日) 00:13:55

>>9493
⚠️

アタイ逆で、推しに泣いて縋りたい
今日は時々そんな気持ちになっていた。
寂しくなってきたなぁ…あと少しなんだね

+19

-3

9502. 匿名 2024/12/22(日) 00:16:21

>>9499
「光」2/2

「相手の頭の中を覗いて、望む答えを知って。あとはそれらしいことを言っておけば意外とどうにかなるものよ」
「随分な商売だな」
呆れたように言われて、思わず感情が昂る。
「私は嘘は言っていない」
強い口調になったことを自覚して、彼から顔を背けた。こんな風に心を乱したことなど、久しくなかった。
「女が…知恵を持たない女が生きていくすべなど、限られている」
本当は怖かった。私が口にする言葉ひとつで、誰かの人生を狂わせているのではないかと。
本当は知っていた。私をこの部屋に閉じ込める事で、主がどれほどの対価を得ているのかも。
それでも私は――
無機質な室内を見渡す。永遠に陽の差す事の無いこの部屋で、私は生涯を終えるのだろう。

「俺ならお前をもっと上手く使ってやれるが」
「私を手元に置きたいと？難しい相談ね。主が私を手放さないでしょう」
私を「金のなる木」だと言って憚らない男だ。そうやすやすと手放すとは思えない。
それに、と心の中で呟く。主が変わったところで私の人生に変化はないだろう。
「さて、それはどうかねェ」
私の顔を覗き込んで、彼がニヤリと笑う。屈託なく笑う顔は少年のように見えた。
「少なくとも、こんな辛気臭ェ部屋にお前を閉じ込めとくような真似はしねェよ」
「え…？」
彼は立ち上がると私の手首を掴んだ。
「来い」
呆気にとられる私を横目で見ると、口の端を持ち上げる。
彼に引きずられるようにして外に出ると、飛び込んできた眩しさにたまらず目を閉じた。
恐る恐る目を開いて、見上げた空の明るさに、ようやく今が陽の高い時刻である事を思い出す。

「――おい、何をしている」
良く通る低い声に、無意識に肩が竦む。振り返った先に主が立っていた。見慣れた神経質そうな顔には、苛立ちが浮かんでいる。
「アンタが主人か。コイツを買いたい。言い値でいい」
「は？」と声を漏らしたのは、主と私、ほぼ同時だった。
――この男は一体、何を言っているのだろう。
ぽかんと間抜けに口を開ける私を見下ろして、彼が笑う。
「千里先までは見えねェんだろ？だったらお前に見えてない未来もあるはずだ」

見上げた先で、色素の薄い髪が陽光を受けて美しく光っていた。

久しく見ることのなかった、光だ。

おわり

4件の返信

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-10

9503. 匿名 2024/12/22(日) 00:16:34

>>9498
⚠️

わあぁいいね…🤝自分にだけってめっちゃ刺さる

+15

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9504. 匿名 2024/12/22(日) 00:19:27

>>8651
おまとめありがとうございます💕
またグサグサ刺さるお話をたくさんありがとうございました😇他嫁ですが、予感や秋宵の空気感まで伝わってくる感じや、可愛いお話や🐚なお話全部好きです🙏 恋する密室もガル子ちゃんの友達みたいなポジに勝手になりながら追っていました🚗むいくん素敵だったなぁ...💓進次郎構文の彼も好き🤣今Partもありがとうございました🫶またお会いできますように🥹

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