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冒頭部分が見事な・印象的な小説。

85コメント2023/06/02(金) 22:29

  • 1. 匿名 2023/05/08(月) 17:04:30 

    先ず私は夏目漱石の「草枕」を。非常に有名な冒頭ですね。

    山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。
    冒頭部分が見事な・印象的な小説。

    +145

    -0

  • 2. 匿名 2023/05/08(月) 17:05:00 

    いづれの御時にか

    +18

    -0

  • 3. 匿名 2023/05/08(月) 17:05:37 

    夏目漱石ってめっちゃきれいな二重だね。

    +90

    -1

  • 4. 匿名 2023/05/08(月) 17:05:37 

    トンネルを抜けるとそこは雪国であった

    +108

    -4

  • 5. 匿名 2023/05/08(月) 17:06:15 

    メロスかんかんだかんね

    +41

    -1

  • 6. 匿名 2023/05/08(月) 17:06:55 

    >>4
    「そこは」を入れてると怒られるよ笑

    +31

    -1

  • 7. 匿名 2023/05/08(月) 17:07:38 

    親ゆずりの無鉄砲で子供の時から
    損ばかりしている

    +86

    -0

  • 8. 匿名 2023/05/08(月) 17:08:17 

    今日ママンが死んだ

    +29

    -1

  • 9. 匿名 2023/05/08(月) 17:08:36 

    腹上死であった、と記載されている。
    後宮小説

    +10

    -0

  • 10. 匿名 2023/05/08(月) 17:09:05 

    山椒魚が悲しんだ!

    +11

    -3

  • 11. 匿名 2023/05/08(月) 17:10:22 

    >>10
    山椒魚はだった

    +6

    -0

  • 12. 匿名 2023/05/08(月) 17:10:51 

    >>8
    異邦人か

    +15

    -1

  • 13. 匿名 2023/05/08(月) 17:11:16 

    僕はこの世界に、左足から登場した。

    西加奈子さんの「サラバ!」

    +5

    -11

  • 14. 匿名 2023/05/08(月) 17:11:27 

    春が二階から落ちてきた。

    +37

    -0

  • 15. 匿名 2023/05/08(月) 17:11:51 

    木曽路はすべて山の中である‥。

    +25

    -1

  • 16. 匿名 2023/05/08(月) 17:12:17 

    >>1
    吾輩は猫である。

    +47

    -0

  • 17. 匿名 2023/05/08(月) 17:12:23 

    教科書に載っていた、
    あの坂をのぼれば海が見える

    +26

    -0

  • 18. 匿名 2023/05/08(月) 17:12:52 

    昔の文豪は出だしが完璧よな
    読みだしが駄文だと読む気が無くなるもの

    +127

    -0

  • 19. 匿名 2023/05/08(月) 17:14:03 

    吾輩は千円で終わる漢なので有ろうか

    +5

    -3

  • 20. 匿名 2023/05/08(月) 17:14:04 

    ぼくは二十歳だった。 それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい。
    ポール・ニザン『アデン、アラビア』

    +19

    -0

  • 21. 匿名 2023/05/08(月) 17:14:29 

    私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う

    +37

    -5

  • 22. 匿名 2023/05/08(月) 17:14:44 

    さびしさは鳴る。

    +9

    -0

  • 23. 匿名 2023/05/08(月) 17:15:23 

    >>17
    少年は朝から歩いていた。

    +9

    -0

  • 24. 匿名 2023/05/08(月) 17:15:57 

    >>21
    キッチン!

    +15

    -2

  • 25. 匿名 2023/05/08(月) 17:16:08 

    ものうさと甘さが胸から離れないこの見知らぬ感情に、悲しみという重々しくも美しい名前をつけるのを、わたしはためらう。 

    破天荒な彼女の人生に憧れました

    +15

    -0

  • 26. 匿名 2023/05/08(月) 17:17:24 

    あいしている
    もういちどあいたい
    しんじ

    これが後に続くメッセージだとは

    +2

    -1

  • 27. 匿名 2023/05/08(月) 17:18:10 

    山手線の電車に跳ね飛ばされて怪我をした

    +10

    -0

  • 28. 匿名 2023/05/08(月) 17:18:45 

    私は、その男の写真を三葉、見たことがある。

    +26

    -0

  • 29. 匿名 2023/05/08(月) 17:19:33 

    「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね」

    +22

    -0

  • 30. 匿名 2023/05/08(月) 17:19:54 

    >>14
    自分的に、重力ピエロで最もわくわくしたのはその冒頭だった。

    +18

    -0

  • 31. 匿名 2023/05/08(月) 17:20:44 

    コンビニエンスストアは、音で満ちている。

    +13

    -0

  • 32. 匿名 2023/05/08(月) 17:20:58 

    世の中でいちばん悲しい景色は、雨に濡れた東京タワーだ

    +5

    -0

  • 33. 匿名 2023/05/08(月) 17:21:26 

    ある朝、グレゴール・ザムザが気がかりな夢から目ざめたとき、自分がベッドの上で一匹の巨大な毒虫に変ってしまっているのに気づいた。

    +45

    -1

  • 34. 匿名 2023/05/08(月) 17:22:17 

    恥の多い生涯を送って来ました。自分には、人間の生活というものが、見当つかないのです。

    +57

    -1

  • 35. 匿名 2023/05/08(月) 17:24:11 

    >>8
    お母さんとか母親とか訳すんじゃなくてmamanはママンにしたのが良い

    +28

    -1

  • 36. 匿名 2023/05/08(月) 17:26:12 

    ある朝 グレゴール・ザムザが不安な夢から醒めると ベッドの中で一匹の大きなおぞましい虫になっていた

    +9

    -0

  • 37. 匿名 2023/05/08(月) 17:29:03 

    石炭をば早や積み果てつ。

    +17

    -1

  • 38. 匿名 2023/05/08(月) 17:31:57 

    >>31
    コンビニ人間

    +8

    -0

  • 39. 匿名 2023/05/08(月) 17:33:45 

    僕は三十七歳でその時ボーイング747のシートに座っていた。その巨大な飛行機はぶ厚い雨雲をくぐり抜け降下し、ハンブルク空港に着陸しようとしているところだった。
    十一月の冷ややかな雨が大地を暗く染め…
    やれやれ、またドイツか、、

    +7

    -0

  • 40. 匿名 2023/05/08(月) 17:35:06 

    >>4
    情景描写だけは美しい

    +5

    -0

  • 41. 匿名 2023/05/08(月) 17:40:01 

    朝、食堂でスウプを一さじ、すっと吸ってお母さまが「あ」
    と幽かな叫び声をお挙げになった

    太宰治の文章は美しいなと思う 
    ホンモノの品の良さのお母さまに憧れましたわ

    +55

    -4

  • 42. 匿名 2023/05/08(月) 17:42:25 

    メロスは走った

    +4

    -3

  • 43. 匿名 2023/05/08(月) 17:44:13 

    >>39
    やれやれ!

    +2

    -1

  • 44. 匿名 2023/05/08(月) 17:49:03 

    >>15
    小学校の時に硬筆で嫌になるぐらい書いたなー。

    +0

    -2

  • 45. 匿名 2023/05/08(月) 17:49:23 

    私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う。

    +5

    -3

  • 46. 匿名 2023/05/08(月) 17:49:39 

    まことに小さな国が、開化期をむかえようとしている。

    +6

    -0

  • 47. 匿名 2023/05/08(月) 17:57:21 

    >>5
    めっちゃカジュアルww

    +40

    -1

  • 48. 匿名 2023/05/08(月) 18:03:05 

    >>3
    昔の日本人って今より顔が整ってる人多くない?彫りが濃かったり

    +29

    -2

  • 49. 匿名 2023/05/08(月) 18:19:13 

    西の魔女が死んだ。四時間目の理科の授業が始まろうとしているときだった。

    +17

    -0

  • 50. 匿名 2023/05/08(月) 18:20:09 

    >>40
    よこ
    ヨッ感覚派!
    みたいな、、

    +0

    -3

  • 51. 匿名 2023/05/08(月) 18:20:33 

    彼のことを、私と息子は博士と呼んだ。そして博士は息子を、ルートと呼んだ。息子の頭のてっぺんが、ルート記号のように平らだったからだ。

    +14

    -0

  • 52. 匿名 2023/05/08(月) 18:22:11 

    >>46
    あれって小説の冒頭部分なんだ?
    そのまま使ったんだね
    ドラマ素晴らしかった

    +3

    -0

  • 53. 匿名 2023/05/08(月) 18:24:38 

    「こいさん、頼むわ。───」
     鏡の中で、廊下からうしろへはいって来た妙子を見ると

    +7

    -0

  • 54. 匿名 2023/05/08(月) 18:26:30 

    >>51
    博士の愛した数式!
    大好きです

    +10

    -1

  • 55. 匿名 2023/05/08(月) 18:29:00 

    >>5
    別トピとして成立しそうな完成度だな

    +16

    -0

  • 56. 匿名 2023/05/08(月) 18:30:49 

    >>48
    血が濃いんじゃない?同じ村とか隣町レベルの人と結婚する人が多かっただろうから

    +6

    -6

  • 57. 匿名 2023/05/08(月) 18:31:23 

    吾輩は猫である。名前はまだない。 どこで生れたか頓と見当がつかぬ。

    +10

    -0

  • 58. 匿名 2023/05/08(月) 18:39:59 

    >>48
    白黒だから荒が見えにくいだけだと思う
    メイクしてるようなもんだよ

    +9

    -0

  • 59. 匿名 2023/05/08(月) 18:47:13 

    祇園精舎の鐘の声
    諸行無常の響きあり
    沙羅双樹の花の色
    盛者必衰の理をあらはす
    おごれる人も久しからず
    ただ春の夜の夢のごとし
    たけき者もつひには滅びぬ
    ひとへに風の前の塵に同じ

    +41

    -0

  • 60. 匿名 2023/05/08(月) 18:59:27 

    桜が散って、このように葉桜のころになれば、私は、きっと思い出します

    +1

    -1

  • 61. 匿名 2023/05/08(月) 19:19:47 

    >>14
    忘れられないフレーズ

    +4

    -0

  • 62. 匿名 2023/05/08(月) 19:30:49 

    夜は若く彼も若かった
    が、夜の空気は甘いのに彼の気分は苦かった

    +2

    -0

  • 63. 匿名 2023/05/08(月) 20:07:10 

    悲しみよこんにちは

    +0

    -0

  • 64. 匿名 2023/05/08(月) 20:36:52 

    吾輩は猫である
    名前はまだない

    +2

    -0

  • 65. 匿名 2023/05/08(月) 20:57:26 

    >>29
    村上春樹?

    +2

    -0

  • 66. 匿名 2023/05/08(月) 20:59:27 

    辻斬りのように男遊びをしたいな、と思った。

    +0

    -0

  • 67. 匿名 2023/05/08(月) 21:45:02 

    走れメロス

    +0

    -1

  • 68. 匿名 2023/05/08(月) 22:07:00 

    >>16
    最強ですよねw
    すごいセンスだと思う

    +8

    -0

  • 69. 匿名 2023/05/08(月) 22:10:07 

    或日の暮方の事である。一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。広い門の下にはこの男の外に誰もいない。唯、所々丹塗の剥げた、大きな円柱に、蟋蟀が一匹とまっている。

    +12

    -0

  • 70. 匿名 2023/05/08(月) 22:23:36 

    ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

    +6

    -0

  • 71. 匿名 2023/05/08(月) 22:38:58 

    >>17
    これ、すっごい覚えている!

    +1

    -1

  • 72. 匿名 2023/05/08(月) 22:38:59 

    隴西の李徴は

    +3

    -0

  • 73. 匿名 2023/05/08(月) 23:31:18 

    オツベルときたら大したもんだ。稲扱器械の六台も据えつけて、のんのんのんのんのんのんと、大それしない音をたててやっている。

    +2

    -0

  • 74. 匿名 2023/05/09(火) 00:52:07 

    >>48
    市井の一般人の写真とか見るとそれほどでもない
    漱石みたいに名家出身だと代々器量良しのお嫁さんをめとってきてて比較的整った人も多く出てきたかもしれないね
    あとは昔から写真の修正はザラにあった

    +4

    -0

  • 75. 匿名 2023/05/09(火) 01:28:31 

    “ 親父は大酒飲みで、ろくすつぽ仕事もせず毎日酔つぱらつては大道に寝転び、村長でも誰でも口から出まかせに悪口雑言を吐き散らすのが無上の趣味で、母親は毎日めそめそ泣いて、困るんでござります困るんでござりますと愚痴つてばかりゐる意気地なしなのである。その又子供がろくでなしの揃ひで、長男は薄馬鹿以上の白痴で、二十六にもなるのに近所の子供に阿呆阿呆と言はれて、それが自分のほんとの名前であると思ひ込んでゐるし、娘は唖でああああんあん以外言葉も出ぬ癖に、十八になると何処かの曲者にだまされて腹ばかりぶくぶく脹らんで来て恰好の悪くなる一方である。その上まだ鼻垂れが五人もあつて朝から晩まで学校へも行かず家の中できやつきやつと騒いで、何処かの畑で盗んで来た大根を生でがりがりかじつたり奪ひ合つたりしてゐるので、その浅ましさは乞食の子供の集合地以上である。そのがき共に白痴は何時でも馬にならされてうんうん唸つて汗ばかりかいてゐる。”

    低俗な刺激に歓喜する卑小な感受性をくすぐられすぎて、読みだしたら最後まで止まらない
    さすが川端康成の愛弟子、唯一無二のハンセン病作家

    +1

    -3

  • 76. 匿名 2023/05/09(火) 07:01:08 

    >>74
    明治生まれの祖母3歳の時の写真、修正されすぎてて原形とどめてない感じ。父親産んだ時の写真でようやく本人らしい顔にはなってるけど、それでも修正あり(昭和6年)
    今の子は普通に撮ってもアプリで少し修正入れるし、私の時代が一番修正入ってない写真が多い世代な気がする。

    +3

    -0

  • 77. 匿名 2023/05/09(火) 08:03:31 

    >>25
    サガン大好き。夢中になって読んだ。翻訳の朝吹登美子さんも素晴らしかった。

    +0

    -0

  • 78. 匿名 2023/05/09(火) 08:33:30 

    >>5
    ちょ…ふいた(笑)

    +0

    -1

  • 79. 匿名 2023/05/09(火) 08:36:03 

    >>59
    平家物語の冒頭、完璧だと思います!
    冒頭以外も、
    物語全体を通して、言葉がきれい。
    作者不詳ですよね。

    +5

    -2

  • 80. 匿名 2023/05/09(火) 10:45:29 

    >>77
    朝吹真理子が出てきた時は感激したわ。血だなぁ。

    +0

    -0

  • 81. 匿名 2023/05/09(火) 12:57:49 

    相当の財産をもっている独身の男なら、きっと奥さんをほしがっているにちがいないということは、世界のどこへ行っても通る真理である。

    +1

    -1

  • 82. 匿名 2023/05/10(水) 18:30:23 

    「真珠郎はどこにいる」

    +3

    -0

  • 83. 匿名 2023/05/11(木) 02:48:54 

    >>4
    雪国に住んでると実感するよ。雪と雨の境界線みたいな地域が存在するんだわ。

    +3

    -0

  • 84. 匿名 2023/05/11(木) 20:26:56 

    >>21
    なつかし。また読んでみようかな。私は台所好きではないけど。

    +0

    -0

  • 85. 匿名 2023/06/02(金) 22:29:18 

    山の手線の電車に跳飛ばされて怪我をした、その後養生に、一人で但馬の城崎温泉へ出掛けた。



    文豪自らの大事故であろうのに、いともたやすくちっぽけに「蹴飛ばされた」と始まる、そんなところが印象に残ってる
    授業っておもしろかったな〜

    +0

    -0

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