遠藤周作の未発表戯曲3作見つかる…「非常に重要な作品」 50代半ばに執筆か

[1. 匿名]

遠藤周作の未発表戯曲３作見つかる…「非常に重要な作品」５０代半ばに執筆か : エンタメ・文化 : ニュース : 読売新聞オンライン

「沈黙」などで知られる作家の遠藤周作（１９２３～９６年）の未発表戯曲３作が見つかった。長崎市が２８日、発表した。遠藤の戯曲は全集に収録された７作しか知られていなかった。同市遠藤周作文学館は「遠藤文学を貫く主題である『日本人とキリスト教』について描かれており、非常に重要な作品だ」としている。

遺族から文学館に寄託された資料の再調査で確認された。１作は書き下ろしで、遠藤自身が原稿用紙２５枚の裏側に記した草稿と、秘書が書き写した清書１２４枚。小説「わたしが・ 棄す てた・女」の戯曲版の草稿２２枚と清書１０５枚、史伝「鉄の 首枷くびかせ 」の戯曲版の草稿２８枚と清書１１７枚も見つかった。原稿用紙などから遠藤が５０代半ばを迎えた１９７０年代後半以降の執筆とみられる。

遺族の了承も得て「善人たち」と名付けられた書き下ろし作品は、米国の神学校に留学したものの、太平洋戦争の開戦で日本に送還され、戦地に赴くことになる日本人の苦悩を描く。

[2. 匿名]

よく今まで発見されなかったな

[3. 匿名]

誰か知らない…

[4. 匿名]

>>3
えっ！マジか。。

[5. 匿名]

「沈黙」もいいけれど、私は「深い河」に感銘を受けたよ
高校の時に読んで、あの影響で大学時代に独りインドを放浪した

[6. 匿名]

衝撃的な題名ね

[7. 匿名]

>>3
沈黙とか映画にもなったけど、知らないの？

[8. 匿名]

こういうニュースあると、ボツ作で誰にも見せたくなかったものだったら可哀想だなと思う

[9. 匿名]

本人が灘高の劣等生といつてたが　灘高は成績順にクラスわけするらしいね　今は母校の有名人の一人

[10. 匿名]

海と毒薬の人だね。
あれ内容がすごく重くて、色々考えさせられた。

[11. 匿名]

クリスチャンだからキリスト教に根差した小説が多い。

[12. 匿名]

>>7
知らないです。
映画見てみようかな

[13. 匿名]

遠藤周作は弱者に寄り添った小説を書いた人。発見された作品読んでみたい

[14. 匿名]

ディープな小説とおふざけ狐狸庵
サドマゾ的な面をチラチラ出てた

[15. 匿名]

>>4
そんなに凄い方なのでしょうか？

[16. 匿名]

読みたい！！

[17. 匿名]

沈黙を書いてベストセラーになったが、カトリック教会から一時期叩かれたんだよね

[18. 匿名]

>>5
プラスは沈黙いいと思ってる人？

[19. 匿名]

国語の教科書の巻末年表とか副教材の文学史とかに必ず載ってる作家なのに、知らないって言ってる人は日本の義務教育を受けていないのかな

[20. 匿名]

海と毒薬は鬼滅の刃をも凌駕するほどのグロテスクさ

[21. 匿名]

この写真の人？アンガールズの田中に見えた

[22. 匿名]

さくらももこのエッセイに出てきた人だよね？

[23. 匿名]

「深い河」から遠藤周作さんにハマりました。

子育てがひと段落したら、またじっくり読みたいものがたくさんあります。

[24. 匿名]

遠藤周作記念館だかにいる司書さんが優秀なんだよね。
記念館に保存されたままになっていた膨大な資料の中から、未発表の作品を他にも発見してる。

[25. 匿名]

>>10
どんな話なの？

[26. 匿名]

>>9
当時の灘中（旧制中学）は神戸一中二中に落ちた人が行く
親は医大に行けと強制
慶応医学部二浪
文学部の補欠合格したと言えずバレて揉めた

[27. 匿名]

>>25
よこ
九州帝国大学
米兵戦時捕虜を生体解剖

[28. 匿名]

平成産まれの私、誰か知らない

[29. 匿名]

狐狸庵先生、面白くて好きだった。
北杜夫や佐藤愛子との交流が面白い。
小説はシリアスでほとんど読んでないけど、エッセーは読んだ。

[30. 匿名]

>>20
私グロ無理だけど高校生で読んだときグロだとは思わなかったよ？

[31. 匿名]

>>9
当時の旧制灘中学(現在の灘中高)は現在のような難関校ではなく、名門の旧制神戸一中二中三中を落ちた子が行くとこだった。
息子たちが神戸一二三中を落ちた時行く旧制中学をと、神戸の酒造家がお金を出し合って作った。

[32. 匿名]

がるちゃんに、遠藤周作を語れる人はいないよ

[33. 匿名]

沈黙
映画と原作の差に驚きました
原作通りの映像化はしにくいカモ

[34. 匿名]

私が・棄てた・女
タイトルが過激なのもあって海と毒薬や沈黙とかの有名作より先に読んだなあ

[35. 匿名]

>>13
そんなに弱者に寄り添ってる感じかな？
人間の弱さやずるさやキリスト教でいうところの原罪とかそういう部分を描いてはいるなと思うけども。

[36. 匿名]

初恋が佐藤愛子と臆面もなく書いていた

[37. 匿名]

エッセイしか読んだことないけど、めちゃくちゃ面白い。

[38. 匿名]

>>19
教科書は学校や自治体によって
選択されるから
勉強する学校とそうじゃない学校
進学率の高い自治体と低い自治体
同じ都道府県の公立でも教科書の内容が
かなり違うことがあるよ

[39. 匿名]

沈黙
耶蘇教を捨てろと拷問強制されたわけじゃなくて
同調圧力を説かれてしまう

堅信の誓いを立てた耶蘇教を闇としてしまうことだ
ディープ過ぎる

[40. 匿名]

>>29
北杜夫も本当に面白い！
親の本棚にあって、難しそうと思いつつ手に取ったら止まらなくなって。

狐狸庵シリーズはゆるくて、本当にあのシリアスな小説を書いたのと同じ人！？っていう感じですよね。

[41. 匿名]

>>38
文学史自体を授業でやらなくても遠藤周作は知ってて当然だと思ってた
私はゆとり世代だけど知ってるのに

[42. 匿名]

>>8
うん、思う
でも、それも作家の思索や心境を探る手立てになるから
いいものを遺した、ファンの多い作家だと貴重な資料だよね

[43. 匿名]

>>5
私は女の一生で感動した。涙なしには読めなかったよ。昔はあぁいう悲恋が沢山あったんだろうなと思うと同じ女性として、悲しくていまだに泣けてくる。

[44. 匿名]

>>8
手塚治虫の机の引き出しから出てきたエッチな絵とかね…
世に出したくなかったから隠してあったんだろうに

[45. 匿名]

マリーアントワネットは面白かったな。

[46. 匿名]

>>24
これとは別の、父親との確執を書いた未発表作も発見してたよね
ＮＨＫスペシャルでやってた

[47. 匿名]

未発表ってことは本人は見られたくない作品なのでは

[48. 匿名]

本人が望んでいたのに発表する機会を得られなかったものならいいけど、発表したくなくて世に出さなかったものなら微妙な気がする

[49. 匿名]

世俗の同調圧力を小説に書きながら
お手軽エッセーでは世俗の波に乗った
作家による劇団を結成し弄りまくって笑いにしてた
いい年した悪戯小僧のエピは他作家にも多数書かれている

子息はフジテレビの社長となった
これもお手軽おふざけ的なメッセージを多数残している
面白ければいいじゃないって感じ

社長就任早々、女子プロレスラー自殺で退任してしまった

[50. 匿名]

>>22
やっぱり人を見る目はたしかなんだなぁって思った。

教えられた電話番号がガス屋さん？水道屋さん？だったの笑ったw

[51. 匿名]

来年発売するみたいなので、ぜひ読みたい
余談として息子は元フジテレビCEOの遠藤龍之介

[52. 匿名]

遠藤周作と北杜夫
小説はディープだけどスルスルっと読めるエッセーを多く残した

藤子不二雄Fとかマンガでもそう思うけど
簡単なようでも名人芸文章はなかなか書き手がいない

[53. 匿名]

>>5
「深い河」号泣した。
奥さんの生まれ変わりを探しに行く物語。
深く関わった女性は母と妻だけ…みたいなくだりをなぜか思い出します。

[54. 匿名]

>>15
有名

[55. 匿名]

累世のピアニスト園田高広と遠藤周作は瓜二つだった
遠藤周作は間違えられてもピアノを弾く真似して悪戯心を満足させた

[56. 匿名]

丁度最近、沈黙を読んだばかり

[57. 匿名]

運動神経の無さは遠藤周作と三島由紀夫が両横綱を張った
普通の行進でもフラツキ真っすぐ歩けない有様だった

神は見捨てなかった
文才を多く与え錫た

[58. 匿名]

>>8
「アスファルトの道と砂浜の道」はプライベートのことだったね

[59. 匿名]

一人息子の遠藤龍之介氏は前フジテレビ社長

[60. 匿名]

遠藤周作は、『白い人・黄色い人』『海と毒薬』『イエスの生涯』『キリストの誕生』『王妃マリー・アントワネット』『父親』『名画・イエス巡礼』とエッセイ集を数冊読んだ。だから戯曲のイメージが無かったから興味深い。是非読んでみたい。

[61. 匿名]

>>1
前にNHKでやってたのとは別？
そんなにポンポン未発表出てくるの。

[62. 匿名]

>>46
私も見た
お父様のことを許せたのは確か遠藤周作が60歳過ぎてからだったよね？
うろ覚えでごめん
お母様の教えも素敵だった

[63. 匿名]

>>8
著名な故人の日記が発見されとかニュースに出てくると、あの世でキャーヤダー見ないでー！って言ってやしないかと想像しちゃう。
ファンや研究家からすればとても貴重なものだとはわかってるんだけどねｗ

[64. 匿名]

>>24
博物館施設にたくさん作品や資料が入っても、学芸員は予算不足人手不足で雑務に追われるばかりで、腰を落ち着けて調査研究できないことが殆ど。入場者数ばかりが重視される傾向もあって、お客さんがたくさん入る巡回展を回すとか興行的な仕事しかできないところも多い。

殆どの学芸員がこういう着実な仕事をしたいと思っているけど、人文系学問が軽視される日本ではなかなか理解されない

[65. 匿名]

あれ、この前も未発表作品が見つかったところだったよね
まだまだありそうだ

[66. 匿名]

悪女シリーズを書いてたころだと思うんだけど、墓場まで持ってくようなエピソードを読者から募ってたのが忘れられない
殆どが予想内だったそうだけど、これは絶対言えないってのはあったらしい
たぶんネットなんて影も形もない頃だったから、なかなかそういう話に触れる機会がないせいか、知りた過ぎてモヤモヤした
あくまでも私の印象だけど、あの頃の遠藤はなんかちょっとおかしかった気がする
もともと闇と光のコントラストのきつい人だけど、ヤバイ沼に魅入られてたような感じがしてた

[67. 匿名]

宇多田ヒカルのDeep Riverは遠藤周作の深い河にインスピレーションを受けたんじゃないかと勝手に思ってる

[68. 匿名]

わたしが・棄てた・女はハンセン病療養所に行った女性の話で、音楽座ミュージカルになってる
「泣かないで」

泣かないで　－遠藤周作著「わたしが・棄てた・女」より－ - YouTube

音楽座ミュージカル「泣かないで－遠藤周作著「わたしが・棄てた・女」より-」。「泣かないで」と言われても、泣かずにはいられない、日本のオリジナルミュージカル。グローバル舞台賞、読売演劇大賞など日本の演劇賞を総なめにしたこの作品が、2009年12月、東京芸術...

[69. 匿名]

わたしが・棄てた・女は
ガル民があらすじ読んだらミツが可哀想すぎて吉岡が糞すぎて絶望すると思う

[70. 匿名]

>>66さんの文章を読んで最後の1行にゾクゾクした

[71. 匿名]

>>12
いやそこは本を読もうよ

[72. 匿名]

わが恋う(おもう)人は、ってホラーも面白かった

[73. 匿名]

わたしが・ 棄すてた・女だけ読んだことあるけど、私には合わなかったな
主人公を想う女性のことをマリア様のようで感動したとか言う人もいるけど、どこか童貞の書くラノベ小説のような雰囲気でちょっと気持ち悪かった

[74. 匿名]

>>29
私も一時期読みまくりました！

[75. 匿名]

>>13
面白くて優しいおじさん、というイメージ。
だけど本人は物心がつく前に当たり前にあったキリスト教が合わなくて苦しんだんだよね。
うちも先祖が宣教師だったからずっとクリスチャンの家系で、でも私は聖書の神が怖くてどうしても愛だと思えなくて、そもそも日本人として思想が合わない気がして…でもイエスが離してくれない、という感覚はものすごく分かる。
全て遠藤周作が苦しみながらも言葉を紡いでくれて、気持ちを代弁してくれた気がする。大好き。

[76. 匿名]

>>8
偉人の手紙とか日記にも同じ気持ちになる

[77. 匿名]

>>67
本人そう言ってたよ、インタビューかなんかで。
宇多田ヒカル読書家だもんね、色々読んでる。

[78. 匿名]

>>77
67です
教えて下さりありがとうございます
歌詞が本の中の情景を思い起こさせると感じていたので、それを知ってスッキリしました

[79. 匿名]

何日か前にも未発表の作品発見されてなかったっけ？
キリスト教の冊子か何かに書かれていたとか何とか
犬と少年の話だったかな？

[80. 匿名]

この人の書いた「王妃マリーアントワネット」を原作にしたミュージカルもあるよね

[81. 匿名]

>>8
それあるね。
結局納得できなかったし出せないものだから置いといたのかもしれないし

[82. 匿名]

少し前に放送されたNHKの「こころの時代」の特集でも触れてたよね、確か。

[83. 匿名]

>>45
このおかげで世界史のフランス革命は満点だったわ

[84. 匿名]

沈黙観てから島原温泉の地獄巡りのとこで売ってる温泉卵食べれなくなったわ

[85. 匿名]

>>3

あまり本読まないタイプなら
エッセイがお勧め。

[86. 匿名]

>>17
遠藤周作の描くキリスト教がとても日本的なものだからだろうね。

[87. 匿名]

>>3
かの有名な小説「沈黙」とかなんて、タイトルだけでも当たり前に知ってるレベルだよ
ごく当たり前の教養の範囲内

普通は、中学や高校生の頃に最初に読んだりするくらい有名な作品

[88. 匿名]

「沈黙」を高校生の時に一気に読んで色々考えさせられて夜眠れなくなった事がある。
本を読んでそんな事になったのは初めてだったから凄く印象に残っている。

[89. 匿名]

>>5
「深い河」は神父になってインドで奉仕してた人と、戦争のトラウマで肝硬変かなんかで病院で死ぬ間際、ボランティアに来てた外人のエピソードが心に残る。

[90. 匿名]

久々に読みたくなってきたー

[91. 匿名]

>>31
狐狸庵先生（遠藤周作）自身も「当時の灘は一中などに落ちた、御影や灘の造り酒屋のポンポンが多かった」って書いてたね。

[92. 匿名]

>>17　
「日本人に合ったキリスト教」は遠藤周作の作品の永遠のテーマだが、これはもともと大親友の井上洋二神父のテーマでもあった。井上神父は南無アッバミサというのを生前にやっていた。
NHKこころの時代によく出ている若松英輔は、この神父のミサに若いころから参加していた。

ちなみに今、日本で三本の指に入るお坊さんといわれる晴佐久神父（上野教会と浅草教会を担当）が、この井上神父の教え子。非常に魅力的な人なので、首都圏に住んでいる人は一度晴佐久神父のミサに出るといい。
井上洋二神父はこころの時代に出たが、この晴佐久神父もこころの時代に出てくれとNHKのお偉いさんに頼まれたが、これ以上有名になるともっと忙しくなって大変だと断ったんだそうな。

[93. 匿名]

奥さんの「夫の宿題　正・続」いいよ。これも日本人のためのキリスト教を模索しているような感じ。

[94. 匿名]

「深い河」が出た後に
フランスでリヨンに行く機会があった。
映画にも登場した丘に登って、街を眺めたっけ。

遠藤周作さんは、リヨンに留学していたんだよね。

[95. 匿名]

遠藤先生は今のフジテレビ社長のお父さん
今回発見された作品をフジテレビがドラマ化しそう

[96. 匿名]

>>95
訂正
前のフジテレビ社長でした

[97. 匿名]

>>1
キリスト教徒ではないけど遠藤周作の作品は大好き
映画の沈黙で知った人は侍も読んで欲しい
王妃マリー・アントワネットとかもおすすめ
イエスの生涯　キリストの誕生　の二作読むとこの人のキリシタン系の作品への理解深まる
キリシタン系作家というのが良くも悪くも遠藤さんの代名詞になってるけど小説家として素晴らしい人だと思う

[98. 匿名]

>>64

勉強になります！
美術館や文学館に行くのが好きなので学芸員さんには憧れます。
日本の美術館は定期的に企画展をして観せるスタイルが多いから色々大変だろうなあと勝手に想像してました。