ガールズちゃんねる
  • 1. 匿名 2016/10/10(月) 14:31:09 

     秋山木工では、1年間の「丁稚見習いコース」を終えると丁稚として正式採用される。入社した丁稚を待つのは過酷な修業の日々だ。

     全寮制で、朝5時に起床して朝食を作り、近所を1.5km走る。好き嫌い厳禁の朝食後は工場や近所を掃除し、8時の朝礼で冒頭の「職人心得30箇条」を全員で唱和して仕事が始まる。

     丁稚の主な業務は荷物運びや工場の掃除だ。職人の手助けをしながら、仕事の段取りや技術を目で学ぶ。仕事が終わると夕食を作り、夕食後はレポート作成や自主練習に励み、23時にようやく就寝。休日はなく、修業から解放されるのは盆と正月の10日間のみだ。秋山社長は、「心が一流になれば、必ず技術も一流になる」と断言する。

    ▼その他丁稚にに課された厳格なルール
    ・入社後は丸坊主。女性の丁稚も1年目は丸刈りで過ごす。
    ・携帯電話やメールは禁止で連絡手段は手紙のみ
    ・家族と会えるのは盆・正月の帰省時のみ。
    ・親からの仕送りや小遣いは許さない。
    ・プライベートを完全に捨てて修業に専念するため、恋愛が発覚したら即刻クビ。
    徒弟制度続ける企業 携帯メール禁止、恋愛発覚で即刻クビ│NEWSポストセブン
    徒弟制度続ける企業 携帯メール禁止、恋愛発覚で即刻クビ│NEWSポストセブンwww.news-postseven.com

    最近の企業では厳しい勤務環境となると、すぐに「ブラック」の誹りを受けがちだ。その風潮に真っ向から抗うように、古くからの「徒弟制度」を続けている企業がある。一流の職人を育てるその企業にライター・池田道大氏が迫った。  * * *  取材中、社長に促された「丁稚」が「職人心得」を暗唱した。 〈1、挨拶のできた人から現場に行かせてもらえます〉 〈2、連絡・報告・相談のできる人から現場に行かせてもらえます〉  神奈川県横浜市にある注文家具メーカーの秋山木工。独自の「徒弟制度」で一流の職人を育てる同社の社訓「職人心得30箇条」は、注釈を合わせると読了まで5分ほどかかる。キラキラと目


    秋山利輝社長

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