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1694. 匿名 2014/01/18(土) 08:30:30
婚約破棄で精神的苦痛を受けた差別だとして、裁判した事件
祖父が在日韓国人であることを理由に婚約を破棄されたとして、 大阪市の女性(29)が兵庫県宝塚市の佐藤基裕市議(34)に約550万円の賠償を求めた訴訟が 大阪地裁(増森珠美裁判官)で和解した。
佐藤市議が女性に解決金として100万円を支払い、 女性は佐藤市議の議員辞職を求めないことを約束する内容となっている。 訴状などによると、佐藤市議は交際中だった女性に「結婚したい」と伝え、女性も承諾した。 しかし、祖父が在日韓国人であることを女性が明らかにすると、佐藤市議は結婚の意向を撤回した。
女性は昨年10月、「差別により、不当に婚約を破棄された。重大な侮辱を受け、精神的苦痛を被った」 として提訴した。これに対し、訴訟で佐藤市議は差別を否定し、 「在日韓国人らの参政権に反対しており、その政治的信条などから結婚できないと考えた」と反論した。
婚約自体も成立していないと訴えた。
この訴訟を巡っては、女性団体などが人権侵害に当たるとして、佐藤市議の議員辞職を求めた。
議員辞職勧告決議案が市議会に提案され、今年3月、賛成多数で可決された。 佐藤市議は人権侵害を否定、辞職しない考えを明らかにしている。
女性の代理人弁護士は取材に「女性が早期の解決を望み、和解に応じた」。 佐藤市議の代理人弁護士は「和解の趣旨にのっとり、コメントは差し控えたい」としている。+31
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