勘違いしてる人に「それ、違うよ!!」と教えてあげたいこと
1212コメント2016/08/27(土) 22:55
-
363. 匿名 2016/08/06(土) 15:55:00
>>246
>>272
横から失礼
それはね、「得る」という言葉にもともと「当たる」という意味があるからなんですよ。
「正鵠を射る」表現があるでしょ?意味は物事の急所や要点を正しく押さえている、核心を突いていること。正鵠とは的にある黒い中心点のこと(いわゆる「図星」のこと)
これはもともと「正鵠を得る」と表現されていたわけです。
なぜかと言えば、この正鵠に矢が当たったら「得る」、外れたら「失う」と言う風に表現されてきたため(ですから「正鵠を失う」という慣用もあります)
「的を射る」という表現は、もともと「正鵠を射る」という表現が元になっており、「正鵠」ではわかりにくいのでそれを「的」に変えたものです(諸説あり)
ですから「的を得る」という表現も誤りではなく、的に当たるという意味で用いられるわけです。
変換で言えば「正鵠を得る」⇒「正鵠を射る」⇒「的を射る」くらいの順
ですから、この場合の得るは当たるという意味なので「的を得る」も間違いではない。
ちなみに「当を得る」(この場合は「トウをエる」と読む)の場合の「得る」も当てる・突くの意味です。そうすると「当を当てる」というおかしな表現になりそうですが、この場合の「当(トウ)」は道理・要点くらいの意味ですね
+32
-11
削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する