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2011. 匿名 2016/07/23(土) 01:24:16
今回のバケモノの子を見て、宮崎監督作品の長編アニメーションの素晴らしさ及び宮崎駿の突出した異常な才能を再認識しながら見ずにはいられなかった。
サマーウォーズや時をかける少女など、細田監督のアニメ映画はジブリみたいに金曜ロードショーで放送してるけど(制作に日テレが関わってる?)、ジブリのようになるのはどう考えても無理。
細田監督のアニメ映画は何十回放送しても毎回バケモノみたいな視聴率を取るジブリ作品には決してなれないと思う。
今回のバケモノの子もジブリに憧れたような要素が所々に見られたし、取り入れているのかなと感じる部分が多かったけど、上っ面ばかり真似していて魅力がない。
監督自身が一から作り上げて自分なりの命を吹き込んでいった感じがしなかった。
可哀想だけど、細田監督の新作を見る度に個人の資質や才能の差はこれほど残酷なまでに出てしまうのかと恐ろしくなった。
もののけ姫は宮崎駿監督の最高の作品の一つではあるけれど、たとえばアシタカがヤックルに乗って山や里の中を走る数十秒の僅かなシーンですら何か心を鷲掴みにするものがあり記憶に焼き付いている。
でも、細田さんの絵にはそういう絵や魅力がないんだよね。この人の作品って映画を見終わったら余韻や心に残るものがなくてすぐ忘れてしまうのは何故だろう。+143
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