ガールズちゃんねる
  • 125. 匿名 2016/07/04(月) 18:22:38 

    ジカ熱もだけどこれも…

    南半球のブラジルはこれからが冬季。蚊を媒介にしたジカ熱の収束が期待されるが、ところが今度は豚インフルエンザの拡大が懸念されている。ブラジル保健相が6月22日、今年1月からの死者が1003人となったと発表した。気温が下がる8月頃までがピークで、感染者が増える傾向にあるという。五輪が8月5日から開催されるリオデジャネイロ州では150人の感染と44人の死亡が報告され、選手にとっては新たな不安材料だ。経済の低迷や政治危機、多発する犯罪に加え、リオ五輪を取り巻く環境は厳しさを増すばかりだ。

    もうジカ熱ではない

     豚インフルエンザの拡大は4月には顕在化していた。AFP通信(電子版)は4月1日付で、最近2カ月以内に豚インフルへの感染で46人が死亡しており、保健省によると昨年1年間の死者数の10倍に達していると報じた。

     死者1003人は、2009年に2060人が死亡して以来の深刻な事態という。今年1月3日~6月11日の感染件数は5214件で、件数に対して死者の割合は単純計算で約20%に達し、異常性が垣間見える。

     ウイルスへの感染はブラジルのほぼ全域に及ぶが、南東部に感染者が集中。政治、経済の中心であるサンパウロ州では被害が大きく、2197人が感染し、434人が死亡しているとAFP通信は伝える。

    選手も襲われる

     懸念は豚インフルだけではない。14年サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の際にも指摘された犯罪率の高さだ。AFP通信によると、豪州のパラリンピック・セーリング代表選手ら2人が6月19日朝、リオ市内で2人組に拳銃を突き付けられ、乗っていた自転車を奪われるという強盗被害に遭った。選手らにけがはなかったようだが、豪州セーリング団体は「チームは動揺している」とし、五輪・パラリンピック中の治安対策に懸念を投げかけた。

     ブラジルの五輪候補の射撃選手が6月9日、リオ市内で強盗に頭部を撃たれて重体に。5月には同市内でスペインのセーリング五輪代表メンバーが拳銃を突き付けられて金品を奪われていた。

    AFP通信によると、リオ市では今年1~4月の殺人発生率が昨年同期より16%も増加。これに伴い、当局は8万5000人の警官と兵隊を動員し、五輪の安全を守るとしている。

     まるで米映画「バットマン」の舞台となっている架空都市「ゴッサム・シティー」よりも凄惨な治安状況ではないか。それを思わせるかのように、サッカー元ブラジル代表、リバウドは「自分の国にいなさい。ここに来たら命が危ない」と訪問の自粛を強く呼びかけている。


    【リオ五輪異聞】ジカ熱より怖い豚インフル…すでに1000人超死亡、しかも治安はゴッサム・シティー以下、ホントに大丈夫か!!(1/4ページ) - 産経ニュース
    【リオ五輪異聞】ジカ熱より怖い豚インフル…すでに1000人超死亡、しかも治安はゴッサム・シティー以下、ホントに大丈夫か!!(1/4ページ) - 産経ニュースwww.sankei.com

    南半球のブラジルはこれからが冬季。蚊を媒介にしたジカ熱の収束が期待されるが、ところが今度は豚インフルエンザの拡大が懸念されている。ブラジル保健相が6月22日、今…

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