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87. 匿名 2016/06/29(水) 13:10:40
「私、生理が近い時にアンカー攻撃されると心底イライラしてしまうの」
「知ってる」と僕は言った。「でも気にすることはない。そういうのに作用されるのは君だけじゃない。馬だって満月のたびにいっぱい死ぬんだ」
「・・・・・」彼女はしばらく満月の夜に死んでいく馬について考えているようだった。
「あなたには認めざるをえない不思議な説得力があるわね」
彼女はそう言うと頬杖をついたままソーダクラッカーを1枚かじった。
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