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190. 匿名 2016/07/03(日) 19:25:22
>>183
「ねえ、ポークビッツさん知ってる?
ニートの定義って、十五歳から三十四歳までの、
家事・通学・就業をせず、職業訓練も受けていない者、
なんだって」
無職少女は、タバコの煙を目で追いながら続けた。
「だから私はニートじゃないの。」
「えっ どういうこと?」
ボクは、液晶画面を見つめたまま、
なんとなく、そう問いかけてみた。
「私、英検1級 TOEIC 955点なの。」
「えっ?!」
こんどは、画面から目を離し少女を見つめた。
「大っ嫌いな英語教師がいたの。
だから私、高校を卒業してから必死で勉強した。
アイツ、また不合格だってwww
そして私、言ってあげたの○○○○○!ってwwww」
そんなことで!?
何て無駄な事を・・・
そう言いかけて、ボクはやめた。
”この世に無駄なんてものはない” それがボクの持論だったから。
やれやれだ。+5
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