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アドラー心理学を読んだことのある人

211コメント2016/06/29(水) 07:47

  • 201. 匿名 2016/06/28(火) 06:34:42 

    青年と哲人の対話式という形式の本である「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」の2冊。

    このアドラー心理学の最初の一冊を読んで、

    「これはいい考え方の本だから、過去のトラウマに悩んで生きているあの人に教えてあげよう」

    と思って誰かに教えるまではいいとしても、

    「この素晴らしい考え方の本を読んだのにあの人が変われないのはおかしい。あの人は間違っているから私があの人を変えてやる」

    と「他人の課題」に土足で踏み込んで相手に干渉していく人間は、この本に書いてあるアドラー心理学の内容を全く理解してないと思う。

    あの本の哲人は、哲人の知り合いの青年やその辺を歩いている青年を無理やりとっ捕まえて勝手にアドラー心理学について説明しているわけじゃない。
    アドラー心理学に良くも悪くも関心を持ち、それについて聞きたいと青年が哲人の元を訪ねてきたときにだけ哲人は青年の質問や疑問に対して答えていた。

    哲人はアドラー心理学の考え方を素晴らしいと思っているし、自身もそれを実践して生きているけれど、それを他人に対して押し付けることはしていない。自分がその考え方を実践し、他人に聞かれればその考え方について教えるけれど他人に対してその考え方をしろという強要は一切していなかったはず。

    アドラー心理学は自分と他者を明確に分けている。
    よって、他人が解決すべき問題について、他人が誰かに助けを求めていないのに他の第三者が悪戯に介入する姿勢を良しとはしていない。
    むしろそういう行為はしてはいけないことだと言っていた。

    さらに続編の本まで読んでいるにも関わらず、やはり同様に聞かれてもいない他人にアドラー心理学の考え方を押し付けている人間に対しては日本語を理解する読解力がないか、つける薬のない馬鹿としか言いようがないから無視した方がいい。

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