-
301. 匿名 2016/06/17(金) 17:09:06
さつきちゃんという女の子がいた。
さつきちゃんはお母さんと二人で暮らしていた。
お父さんは死別している。
だからお母さんは家計を支えるため、朝から晩まで身を粉にして働いた。
その苦労が祟ってか、お母さんは病気になってしまった。
ある日、お母さんは病床にさつきちゃんを呼び、もう永くは生きられないことを告げた。
そして、さつきちゃんに手作りのお守りを渡した。一種の形見のつもりだったのだろう。
お母さんは、そのお守りを常に肌身離さず身につけていること、そのお守りは絶対に開けてはならない、でも万が一何か困ったことがあってどうしようもならなくなった時にそれを開けるよう言った。
それを伝えて間もなくお母さんは息を引き取った。
さつきちゃんは学校ではひとりぼっちでいじめられていた。
ある日、いじめっ子がさつきちゃんが首からぶら下げていたお守りを奪い取った。
さつきちゃんはお母さんの大事な形見なので「返して!」と言った。
でもいじめっ子は中身が気になって仕方がない。そのお守りを開けてしまった。
中には一枚の紙切れが入っていて、よく見ると文字が書き殴られていた。
そこに書かれていたことは・・・・・
さつき、死ね
+19
-144
削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する