ガールズちゃんねる
  • 2013. 匿名 2016/06/02(木) 06:50:26 

    >>1572
    ぜんぜん違うよ
    自衛隊はね、それこそ昭和の時代には不必要・憲法違反・廃止しろの声が多大だったわけ。
    軍事費もやり玉にあっていたわけ。

    日本は戦争放棄を謳っていて、軍を持たないとしているのに自衛隊は名前を変えているだけで軍隊だって言われていたの。

    それを自衛隊はあくまで国を自衛するものであって、日本が責められた時のためのものだから軍ではないし戦争放棄に抵触しないって言い続けて来たわけ。

    でも自衛隊は不要と考える人も多く、それはしばしば国会でも論争になっていたわけ。

    ただ自衛隊は国が責められた時だけではなく災害時の対応もしているってのを存在価値としてきたのよ。
    ところが東日本大震災前には自衛隊が活躍して国民から認められるような災害なんかがなかった。

    自衛隊が災害時の国民の味方という認識が広まったのは東日本大震災から。
    阪神淡路大震災時には、それほど大きく自衛隊の存在価値は取り上げられなかった。

    何故なら、当時は国の要請がないと自衛隊は出動できなかったから。
    自衛隊だけでなく、海外からの人材派遣・支援要請も国は断っていたから、初動の救助活動などが大幅に遅れたの。
    阪神の震災を教訓に、緊急時には国からの要請がなくても自衛隊が独自に判断できるようになったわけ。

    つまりこういう活動は、自衛隊にとっても国民に存在意義を認めてもらう大切な仕事の一つなの。

    自衛隊がこういう作業をしなくなったら本当にただの軍隊に成り下がり、そうなれば憲法違反だから日本に自衛隊は不要という昔の論争がまた再燃するだけ。

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