-
1. 匿名 2013/02/09(土) 00:32:47
13年12月期は定番品の販売拡大に力を入れる。
ビッグマックや朝食メニューの認知度を高めるテレビコマーシャルや新聞広告を増やし、値段が高いメニューを買うと景品が付くキャンペーンを実施する。
「3~4週間で終わる期間限定品に販促費をかけるより効果的」(原田会長兼社長)とみている。
定番品を売り込む原資を捻出するため、開発や販促に費用がかかる新商品を大幅に減らす。期間限定商品も「月見バーガー」など過去にヒットした商品以外はほとんど出さない。
頻繁に実施してきた大規模な割引キャンペーンもやめる。
最適な価格体系を探る実験も1月に始めた。九州・山口の5県で最低価格のハンバーガーを20円値上げしたりポテトを60円値下げしたりしている。
新体系の本格導入時期を原田会長兼社長は「(14年4月の)消費増税の前が理想的」とした。
ただ市場には厳しい見方もある。野村証券の繁村京一郎アナリストは「消費の動きを見極められていない。定番品だけで収益を向上させるのは難しい」と話している。
+0
-14
削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する
日本マクドナルドホールディングスは7日、2012年12月期の連結経常利益が前の期比14%減の237億円だったと発表した。経常減益は7年ぶり。値段の高いハンバーガーの販売が不振だったうえ、コンビニエンスストアなどに顧客も奪われた。13年12月期は新商品を絞り込み、「ビッグマック」など定番品を拡販して挽回を狙う。一部商品では最適価格を見極める実験も始めた。 売上高は3%減の2947億円と9年ぶりに3千億円を割った。既存店も9年ぶりに3.3%の減収だった。弁当や総菜を強化するコンビニとの競争激化が響いた。同日記者会見した原田泳幸会長兼社長は「外食市場の落ち込みが想定以上に著しかった」と語った