小保方晴子氏、手記出版へ 「混入犯に仕立て上げられた」

[1708. 嵌められたのは．．．]

嵌められたのは若山先生です。
2011年4月小保方が若山研で研究を始めましたが、キメラマウスの実験は失敗が続きました。そして初めてキメラマウスができたのが「2011年11月24日」です。この時、若山先生は細胞を受精卵に細胞を入れる方法を変えています。その事は小保方も若山先生から事前に聞いていました。（手記による）そこでES細胞にすり替えた。そしてキメラ成功。若山先生は、自分の実験に手違いがないかと振り返って考えました。もし、この時キメラマウスの作成に失敗した実験と成功した実験が全く同じ手順であったら、その後の実験をうまくやるためにも成功した原因、また前に失敗した原因は何かを追究したと思います。しかし、ここでは、細胞を受精卵に入れる方法を変えたという明確な違いがあったためそれが成功した理由だと納得してしまいました。
さらに、小保方が画像の流用元としたパワーポイントの資料作成日が「2011年11月24日」。つまり
キメラマウスの成功した日（小保方記者会見での発言）なのです。これは単なる偶然でしょうか？「捏造の科学者」でこのテラトーマを小保方が若山で報告したのは12月と書かれていますが、いずれにしてもキメラマウスの成功からいくらも日にちが経たない時点で、小保方がテラトーマの実験の成功を報告したら、それはキメラマウスの作成に成功したという確信を強めることになったでしょう。こうして若山先生と若山研のメンバーはすっかり騙されたわけです。そして、笹井氏やCDBの幹部たちも、小保方ひとりが言っているだけならなかなか信じなかったと思うけど、実績も高く世界的にも信用がある若山先生が確かめているのだから間違いないと信じ込んだために今回の騒動へと繋がってしまったのだと思います。