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78. 匿名 2026/03/29(日) 09:14:13 [通報]
>>5
ナフサ危機。
別に、煽っているわけではないのですが、ホルムズ海峡封鎖は、我々日本人がどれだけ「脆弱な文明」の中で生きてきたかを、思い知らせてくれています。
原油は、別にガソリンや軽油になるだけではありません。原油はガソリンや軽油の他に、重油、灯油、ジェット燃料、LPG、さらにはアスファルト、潤滑油、そして「ナフサ」になります。
この「ナフサ」が重大な問題なのです。
ナフサはポリエチレン、包装フィルム、容器、自動車部品、家電、ポリエステル、ナイロン、タイヤ、ホース塗料、接着剤、合成洗剤の原料なのです。な、の、で、す。
日本人のほとんどは、今回のホルムズ海峡封鎖が「ナフサ危機」であることに気が付いていない。
ナフサが無くなると、どうなる?
貴女の目の前の、ペットボトルの生産が不可能になる。いや、水や飲料はできますが、容器が無理なのよ。
コンビニのお弁当やおにぎり、サンドウィッチの包装ができなくなる。
もちろん「紙」にしても良いとは思うけど、設備投資にどれだけの費用、期間がかかるんだ?
スーパーの生鮮食品も全滅。プラスチックが無ければ、清潔に食品を運ぶことはできない。
どうするんだよ! 文明が変わるぞ!
といったことを理解して、資源安全保障を考えよう。マジで、お前の目の前の生活が、維持できなくなるぞ。
だから大変だ!じゃ、ねえんだよ! だから、どうする?
戦争に参戦しているわけではないにも関わらず、すでに「戦時」の匂いが漂ってきました。
結局、戦争とは、国民の需要を国内の供給能力で満たせるか、否か、です。他には、何もない。
「いや、敵軍に自国を占領されたら、終わりだろ」
それはね、国民の、
「敵軍に蹂躙されたくない」
という需要を、国内の軍事面の供給能力が満たせなかった、という意味なの。防衛安全保障を、国家が満たせなかった。
日本人は、「防衛」を特別視するから、逆に問題だと思う。防衛、防災、防犯、エネルギー、食料、物流、医療、もろもろもろ、関係ない。あらゆる安全保障は掛け算。一つでもゼロになれば、全てがゼロ。
防衛安全保障も、防災安瀬保障(他)も、全て同じように価値がある。
ナフサがない、という「非常事態」だけで、全ての安全保障が崩壊する。これが、現実の世界です。
日本はエチレン原料の95%をナフサに依存し、かつナフサの四割超を中東からの輸入です。石油備蓄は、放出前の時点で国家・民間・産油国共同を合わせて200日分以上ありますが、ナフサの在庫はシティグループ証券の推計で20日分しかないのです。
さあ、どうする。
現時点で、日本国は「国民の需要を満たす」ことが可能かどうか、瀬戸際にいるのです。つまりは、我々はすでに戦争中なのですよ。
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