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352. 匿名 2025/11/22(土) 20:35:46 [通報]
日本人初のメジャーリーガー、マッシー村上は
ピッツバーグ・パイレーツの至宝ロベルト・クレメンテと一度だけ
会話したことがある。遠征先のピッツバーグで試合前の練習を終えて
涼んでいたらクレメンテが話しかけてきた。
当時、日本人はめずらしく、いろんな選手が声を掛けてきた。
「ヘイ、マッシー! おれはロベルト・クレメンテだよ」
「よくわからねぇな。知らねえよ」
「オレとメイズ、どっちが上だ?」
「そりゃメイズだよ」
「なんで?」(むっとした表情)
SFジャイアンツでウィリー・メイズと同僚だったマッシーは
当然、スーパースターのメイズが上だと答えた。
メイズはこのシーズン、ナショナルリーグのMVPに選ばれたのである。
なにより、マッシーはクレメンテのことを知らなかった。
メイズのライバル、クレメンテも首位打者に輝いたのだが・・
(マッシーの話)
日本にメジャーの情報が入ってきておらず、ハンク・アーロンですら
知らなかった。球場の掲示板にも名前ではなく背番号しか表示されて
いなかったので名前など覚えられるはずもなく・・」
クレメンテは話題を変えて、若いマッシーに話しかけた。
「大きくなって、人生に余裕ができたら、おまえも社会貢献活動をやったらどうだ?
オレはやっているんだよ」
日本に戻り40近くまで長く現役を続けたマッシーは50歳になったとき
長く秘めていたクレメンテの言葉に応えるべく、社会貢献活動を開始した。
以来、30年以上、マッシーは活動を続けている。+0
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