ガールズちゃんねる
  • 3910. 匿名 2025/07/29(火) 13:39:23 

    >>2372
    近年、都市部で開催される大規模ライブイベントが「文化」や「地域活性」と称される一方で、周辺住民への配慮が著しく欠けた騒音公害が深刻化しています。特に問題視されるのが、「高所設置のスピーカー」から発せられる低周波を含む音圧の拡散です。

    本来、音は拡声器の角度・位置・設置環境・気温湿度などの物理条件により、届く方向や距離が大きく変化します。にもかかわらず、最近のライブでは、高い位置に複数のスピーカーを設置し、音圧を広域にまき散らす形式が取られがちです。その結果、音は観客席を越え、海や空き地を反射・透過し、ノイズキャンセリングの利かない距離にまで伝播してしまうのです。

    特に夜間や気温の変化がある時間帯は、音の波長が変化しやすく、空気層の密度差によって街の方向に音が流れ込む現象が起こります。これは、騒音が物理的に「拡散した」のではなく、ライブ会場から“誤って”音の銃口が向けられたような状況です。

    騒音計で測定される“平均値”では安全とされても、実際の低周波成分や間欠的な大音量のインパクトは心身に深刻な影響を与えます。眠れない、鼓膜が圧迫される、心臓がざわつく、理由もなく不安になる——これは単なる「音の問題」ではありません。生理現象や自律神経にまで作用する静かな暴力です。

    イベント主催者や自治体は、観客の盛り上がりだけに目を向けるのではなく、“聞かせたくない人”にも音を届けてしまっている現実にもっと責任を持つべきです。高性能な音響設備が進化しているからこそ、拡張されたその力は「快楽の共有」ではなく「環境への侵略」にもなりうるのです。

    音は見えません。でも、だからこそ、その無責任な拡散が、知らず知らずのうちに市民の生活と健康を壊す兵器にもなりえることを、私たちは真剣に認識する必要があります。

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