ガールズちゃんねる
  • 270. 匿名 2025/04/18(金) 08:52:42 

    >>1
    糖尿病

    放射線被曝と糖尿病の発症には、いくつかのメカニズムが考えられています。以下は、放射線が体内でどのように影響を及ぼし、糖尿病の発症に結びつく可能性があるかの流れです:

    1. 放射線による膵臓β細胞へのダメージ
    放射線は膵臓のインスリンを分泌するβ細胞に直接ダメージを与えることがあります。これによりインスリンの分泌量が減少し、血糖値がうまく下がらない状態が生じます。

    2. 自己免疫反応の誘発
    放射線は体内の細胞を異常に変性させることで、免疫系が自己の細胞を「異物」と認識するリスクを高めます。
    その結果、**自己免疫疾患(1型糖尿病のような)**を引き起こす場合があります。

    3. 慢性的な炎症とインスリン抵抗性
    放射線は細胞レベルで慢性的な炎症を引き起こします。この炎症が全身に広がると、筋肉や肝臓などのインスリン感受性が低下し、インスリン抵抗性が生じます(これは2型糖尿病の典型的なパターン)。

    4. 甲状腺機能の異常と代謝の乱れ
    被曝では甲状腺への影響が特に深刻でした。甲状腺ホルモンは代謝に関わっており、代謝異常が糖の処理能力を狂わせることも糖尿病につながる一因になります。

    5. 精神的ストレスとホルモン異常
    長期的な不安やストレスが、**副腎皮質ホルモン(コルチゾール)**の慢性的な上昇を引き起こします。コルチゾールの過剰は血糖値を上昇させ、糖尿病のリスクを高めます。

    つまり、
    放射線→細胞ダメージ・炎症・ホルモン異常・免疫異常→インスリン分泌障害 or 抵抗性→糖尿病
    という多段階の影響が、時間をかけて体内で進行していくと考えられています。

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