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208. 匿名 2013/10/14(月) 00:25:18
父は家族を愛し、まじめに働く人だったけれど、酒乱気味でよく家族に当たり散らした。
たまに友人と遊びに出ても、「今頃お父さんが怒鳴り散らしているかも」と考えると楽しめない。
母は、勉強しろとガミガミ言ったりしなかったし、家族に尽くす優しい人。
だけど私が思春期で思い悩んでいたころ、勉強にやる気をなくし、
そこそこ良かった成績が少し下がると、驚くほど怒った。
私が悩んでいると「こっちもしんどくなるし、そんな顔を見せないで」と言われた。
私が妊娠中、トラブル続きであまりの苦痛に病院のベッドで泣いていると
「あんたより、赤ちゃんの方がよっぽど頑張っている」と言われた。
どの時も「頑張り屋でいつもニコニコ笑っている私」じゃないと、
受け入れて貰えないのかと傷つきました。
父の弱さも、生い立ちの複雑さ、寂しさからきているとわかっていたけれど、
母が子供にいつも笑っていい子でいてほしいと願うのも、自分が親になった今ならよくわかるけれど
やっぱり辛かったし、心の底に残っているものなんですね。
自分に娘が生まれ、とてもかわいいし幸せなんだけれど、離乳食を選り好みされたり
少しキーキー言われると猛烈に腹が立ち、1歳児相手に怒鳴り散らしてしまうことに悩みました。
イライラしたら少し子供から離れる、たまには人に預けてお出かけしてストレス解消!とか
育児の悩み相談でさんざん使われている方法を取り入れても、一向に改善せず。
「子供はこういうもの」だなんて思えない。
どうしてこんなにイライラするのか?
イライラを消そうとするのではなく、とことん感じきってみることにしました。
すると見えてきたのは、上記にあるような自分の親との思い出でした。
私は小さいころから、すごく我慢して生きてきたのに!
親の顔色をうかがい、ピエロになり、泣きたい時も必死に笑ったのに。
この子はちっとも我慢せずにキーキーわめく、それが許せないのだと。
私はもう、あのころの私じゃない。私は自分の人生を楽しんでもいいし、
好きなことをしてもいい。子供のいる人生だって楽しんでいいんだ。
そう思えたら、ぐっと楽になり、育児のイライラも激減しました。
長文失礼しました。+48
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